「マーセナリーズウィングス」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【Mercenaries Wings】

「マーセナリーズウィングス(Mercenaries Wings)」をプレイしました(PS4版)。

クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。

できるだけネタバレなしで書いています。

買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

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■ まずマーセナリーズウィングスとは?

斜め上見下ろし視点の、ターン制シミュレーションゲームです。

世界観は中世ヨーロッパのファンタジー。
モンスターのいる世界で傭兵の一団になり、国や反乱軍を相手に立ち振る舞うといったストーリーです。

1ステージごとに戦闘フィールドが変わり、戦闘の初めと終わりにキャラクターによる掛け合い・ストーリー展開があります。

グラフィックは昔のドット絵で構成されており、いわゆるタクティクスオウガやファイナルファンタジータクティクス

をイメージしたゲームとなっています。

■ 完全にFFT

イメージ画やPVなどから溢れる、タクティクスオウガやFFT(ファイナルファンタジータクティクス)臭ですが、もう完全にFFTでした。

戦闘前の準備を行う画面。
SPポイントを使ってスキルを獲得したり、新しいジョブに就いたり、お金を使用して装備品を買ったり。

メインストーリーを進める以外にも、レベル上げをするための、いつでも何度でも行けるステージがあり、FFTを思い起こさせてくれます。

敵に近づいて攻撃すると反撃を受けたり、遠距離攻撃で安全に戦ったり、段差による命中率なんかがあったり、もちろん魔法や召喚といった要素もありました。

びっくりするほどFFTで、戦闘準備画面でキャラ選択をすると「キャラが手を上げる」なんてのは感動すら覚えました。

もうこれは製作者が、当時のファンのために、当時のゲームをイメージしながら作ったとしか思えない出来です。

■ キャラ絵とストーリー展開

ストーリーは王道物です。

傭兵の一団になって戦いに身を投じていくわけですが、将軍や国王なども登場し、ファンタジーRPG(このゲームはターン制シミュレーションですが)が好きな方には鉄板だと思います。

ストーリーは大きく2つに分岐していきます。
物語途中で選択肢があり、そこで2つに分かれます。
これはゲームを遊んでいれば明らかに分かるものなので、そこでセーブを分けておいたり、2周目でも遊べます(引継ぎはほぼ全て可能)。

わたしはこのゲーム、キャラ絵がとても気に入りました。
風間雷太さんというイラストレーターの方なのですが、Twitterを見てみると画風の幅が広く、あえて本作ではファイナルファンタジータクティクスに寄せてきている感じがします。(グラブルっぽい絵が多いかな?)

このキャラ絵で吹き出しのような形で会話がされますので、絵がちょっと気になる人には楽しめるゲームだと思います。

■ ゲームシステムとやりこみ要素

タクティクスオウガやFFTのゲームシステムを想像してもらえると分かりやすいです。ほぼ同じです。

戦闘はターンで行われ、1キャラずつ動かして攻撃。
敵を倒すとお金と経験値がもらえ、戦闘終了時にSPをまとめてもらえます。敵からアイテムを盗んだり、フィールド上にあるお宝を手に入れたりも。

得たSPは今のジョブのスキル獲得と、ジョブチェンジに使います。
ジョブはキャラごとに7種類あり、上級職や特殊なアイテムを使ってなれるジョブもあります。ジョブチェンジをした後にも、以前就いたことのあるジョブのスキルを獲得することができ、どんどんキャラを強くしていけます。

スキルには新しい魔法やアビリティだけでなく、キャラの基本ステータスをアップさせるものもあり、経験値を得てのレベル上げと合わせてキャラを強くしていくことが可能です。

メインストーリー以外に、いつでも何度でも挑戦できるステージが多数用意されており、メインストーリーに詰まったらここでレベル上げやSP稼ぎ・お金稼ぎができます。

装備品や消費アイテムはお金で売り買いができます。
武器・盾・鎧・兜・足甲・手甲があり、キャラやジョブによって装備可能なアイテムが変わります。

また、マジックアイテムがあり、通常のアイテムとは異なる特殊な能力を持っています。
更にこのマジックアイテム同士を合成することができ、特殊能力を引き継ぐ要素もあります。

戦闘中に極稀に手に入れられる「パズルピース」というアイテムを消費し、また別の特殊装備を手に入れる要素もあります。

・引き継ぎ要素

1周目をクリアするとセーブが行なえます。
このセーブデータは「CLEARED」となり、ロードすると2周目最初(1話目)からになります(最終ステージ前のセーブと分けておくと◎です)。

引き継ぎ要素は、お金・マジックアイテム(青文字)・特殊アイテム(パズルピースで変えるような赤文字のやつ)・パズルピース・SPです。

レベルや通常アイテム(白文字)は引き継げません。

フリーバトルの開放も最初からになりますが、EXステージの開放が始まります。

SPは消費したものが戻されているため、最初からかなりのスキルを覚えられます。ただし上級職へはレベルを上げないといけないため、最初から最強キャラにはできません。

難易度はイージーがなくなり、ノーマル・ハードに加え、マニアックという最上難易度が選択できるようになります。

■ 総評

PVなどから気になっていたゲームでしたが、想像した通り・もう全くそのまんまで大満足でした。

こんな方にオススメです。
・タクティクスオウガ、FFTが好きな方
・シンプルなターン制シミュレーションで遊びたい方
・昔のファンタジーRPGのドット絵が好きな方
・キャラ絵に惹かれた方
・ゲームのやりこみをしたい方
・安く長時間遊びたい方

1周目は大体15~30時間ぐらいです。少なくとも分岐で2周は遊べます。

スーパーファミコン時代やPS初期時代のドット絵ゲームは、最近多く発売されていますが、その多くは「今風にアレンジ」されており、「昔をそのまま移植」したようなゲームにはなかなか巡り会えません。

触り心地であったり、ゲームプレイで流れる時間の感覚であったり。

そんな昔の感覚のゲームで遊びたい方には強くオススメできる一作だと思います。

マーセナリーズウィングス(Mercenaries Wings)はディスク版は発売されておらず、プレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。

PS Store:マーセナリーズウィングス(Mercenaries Wings)

■ 終わりに

以上、「「マーセナリーズウィングス」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【Mercenaries Wings】」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。

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