「スバラシティ」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)

「スバラシティ(SubaraCity)」をプレイしました(PS4版)。

数時間遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。

できるだけネタバレなしで書いています。

買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

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■ まずスバラシティとは?

家やビルのあるマスをくっつけて、より大きな建物にし、高得点を狙っていくパズルゲームです。

このゲーム、PVなどを見ると一見、都市開発シミュレーションのようなイメージを持ってしまいますが、建物は単なるアイコンで、パズルゲームとなっています。

上からマスが落ちてくるため、「落ちゲー」に近いと思います。

■ 手軽に遊べてハマる

このゲームの最大の良さに「手軽さ」と「ハマる」があると思いました。

触り始めがとにかく手軽です。
ちょっとゲームで遊びたいな、とか息抜きしたいなという気分で、パッと起動ができます。

その上で、遊び始めると徐々にハマっていく。あと一回挑戦しようかな、もう一回だけ。というハマる楽しさがります。

「手軽さ」と「ハマる」は両極端な感情ですが、ゲームの基本中の基本とも言える動機と結果であり、これを味わわせてくれるゲームはなかなかありません。

■ ドクターマリオに近いかも?

パズルゲームである本作は、どちらかと言うと落ちゲーです。

ゲームのルールはこうです。

まず1マスごとにタイルに色分けがされています。
黄色、緑、茶色、黒。

上下左右で隣り合っている、同じ色のタイルをクリックすることで、全てのタイルがまとまります。

タイルには小さな家が建っており、まとめたタイルの数によって家が大きくなっていきます。

まとめたことで、マスに空欄ができます。
この空欄に上から、新しいマスが落ちてくるわけです。

ですから単純なパズルゲームというよりも落ちゲーに近いわけです。

今あるタイルをどこでまとめるか、上にあるタイルがどう落ちて次に繋がるか。新しいタイルは何が落ちてくるか。などを考える必要があります。

落ちゲーの中では何が近いんだろう?と考えていたのですが、有名どころで言うと、ぷよぷよやテトリスではなく、ドクターマリオがプレイ感が近いかもしれません。

■ かなり奥深い

カジュアルな見た目で、シンプルな操作感の本作・スバラシティ。

しかしこのゲームは、パズルゲーム(落ちゲー)としてかなり奥深いです。

パネルをまとめると建物が大きくなっていく、と説明しましたよね。
これ、建物レベルが10になるとそれ以上組み合わせられなくなるのです。

レベル10になった建物は白いマスになり、今度は同じレベル10の建物同士でしかパネルをまとめられなくなります。

するとここで、新たなジレンマが生まれるわけです。

建物レベルを上げて高得点を狙うんだけど、レベル10になると邪魔なタイルになる。

レベル10タイルが邪魔で、他の色のタイルをまとめられないんですね。

でもレベル10はレベル10同士でまとめられ、更なる高得点を狙うには、この邪魔なタイルを量産していかなければなりません。

ゲームの基本とも言える、プレイヤーのジレンマがうまく再現されています。
ある地点に到達すると、更にその先がある、もう1段階世界が広がる感覚があります。

シンプルなゲームで、ココまでゲームの本質を詰め込んだゲームはなかなかないですね。

■ 総評

ちょっと遊ぼうかな、と手軽に触ることができます。

1プレイは短くて十分ぐらいです。
ハマるといっても1時間もプレイすれば十分に満足できるので、ちょっとした息抜きにいいゲームだと思います。

落ちゲーならではの、制限時間はありません。
次にどのタイルをまとめようかな?これをまとめると、上のこれが落ちて・・。
なんてじっくり考えながら進められます。

「手軽さ」「ハマる」「高得点や年数を競う」「ジレンマ」「奥深さ」と、肥大化・長編化するゲームではなかなか感じられなくなった、昔ながらのゲームの良さが凝縮された名作だと思います。

価格は非常に安いのですが、安っぽいゲームではなく、しっかりと楽しめる作品だと思います。

■ 終わりに

以上、「「スバラシティ」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)」でした。

楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。

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