PS4では、良作なシミュレーションゲームもたくさんあります。
シミュレーションゲームは最近はリアルタイムストラテジー(リアルタイムに状況が変わるため、リアルタイムに操作しないといけない)が増えてきましたが、じっくり考えて遊べるターン制シミュレーションも面白いですよね。
そこで今回は、PS4で遊べる、ターン制シミュレーションのオススメゲームを集めてみました。
参考にしていただければ幸いです。
スポンサーリンク
■ タクティクスオウガ リボーン
往年の名作ターン制シミュレーションが蘇ります。
本作は、2010年に発売されたPSP「タクティクスオウガ 運命の輪」をベースとして改良。
グラフィックをより美しくし、操作性も向上、キャラボイスなどが追加されています。
PSP「タクティクスオウガ 運命の輪」は、SFCのオリジナル「タクティクスオウガ」に、シナリオ追加やキャラ育成などを追加した作品。
つまり本作は、オリジナル版のリメイクともいえます。
タクティクスオウガは、ファンタジー・ターン制シミュレーションの原点とも呼べる作品で、長年に渡り、傑作として語り継がれています。
■ フェルシール:アービターズマーク
「フェルシール」は、斜め上から視点のターン制シミュレーションゲーム。
舞台は中世ファンタジー。
剣や魔法を駆使して敵と戦っていきます。
本作にはジョブ(クラス)の概念があります。
FFTなどであった、キャラの周りをぐるりと囲む数々のジョブ。手に入れたAPを使い、アビリティを獲得していきます。
仲間のジョブを特攻の戦士系で揃えるのか、遠距離攻撃の射手を増やすのか、あるいは魔法攻撃に、回復・補助に、バランスパーティにするのか、なんてことを考えての育成が可能です。
本作は世界で数々の賞を受賞しており、先行発売しているパソコン版はかなり高い評価を得ています。
■ リベンジ・オブ・ジャスティス
「リベンジ・オブ・ジャスティス」は斜め上から視点のターン制シミュレーションゲーム。
高さ(段差)や命中率などの基本的な要素もある、いわゆるFFTやタクティクスオウガ系のシミュレーションです。
世界観は中世ファンタジー。
王国や騎士団の人間模様を描く物語となっており、王道作品と呼べると思います。
特徴的なのはスキルパーツと呼ばれるブロック組み合わせ型のシステムです。キャラごとに、また戦況ごとにスキルを組み替えて戦略的に戦います。
また、選択肢によってストーリーにも変化が起こるため、画一的ではない展開が楽しめます。
■ マーセナリーズリバース 追憶のワイルドリンクス
クォータービュー視点(斜め上から視点)のターン制シミュレーションゲーム。
10年ほど前にフィーチャーフォン向けに発売されていたゲームの最新作となります。
動画を見てもらうとひと目で分かると思いますが、タクティクスオウガやファイナルファンタジータクティクスが好きな人には特にオススメ。国内メーカーが作っているため、かなりらしさが味わえると思います。
高低差のあるマップ、近距離攻撃・遠距離攻撃・範囲攻撃といった攻撃パターンや、スキルの概念、またクラスもあり上位クラスにチェンジすることもできます。当然、正面から戦うのと側面や背後から戦うのとで戦闘結果が変わります。
世界観は非常に硬派で、昔ながらのターン制シミュレーションゲームで遊びたい方にオススメ。
特に本作は、評判が非常に良く、安心して楽しめるゲームだと思います。
「マーセナリーズブレイズ 黎明の双竜」は、プレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
PS Store:マーセナリーズリバース 追憶のワイルドリンクス
■ マーセナリーズブレイズ 黎明の双竜(れいめいのそうりゅう)
「マーセナリーズ」サーガはシリーズ化されています。本作は上記「マーセナリーズリバース」の前作に当たります。
舞台や登場人物、ストーリーなどは続き物ではないため、どちらを先に遊んでも問題ありません。
同じように、SPでスキルを獲得したり、武器や防具購入の概念、マジックアイテム合成やストーリー分岐などもあります。
「マーセナリーズブレイズ 黎明の双竜」は、プレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ マーセナリーズウィングス 偽りの不死鳥
「マーセナリーズ」サーガはシリーズ化されています。本作は上記「マーセナリーズブレイズ」の前作に当たります。
こちらも、舞台や登場人物、ストーリーなどは続き物ではありません。全く新規の物語が始まります。
FFTらしさは、こちらの方が上かも。
「マーセナリーズウィングス 偽りの不死鳥」は
プレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ ブリガンダイン ルーナジア戦記
「ブリガンダイン」は、国取り系ターン制シミュレーションゲーム。
ファンタジー世界観では珍しく、HEXマップを採用しており、ウォーシミュレーションチックになっています。
本作は、大陸に散らばる城を攻めていくシミュレーションです。そのため、城ごとに君主や所属キャラ(勢力)を決めたりといった要素があり、三国志や信長の野望のようなシステムになっています。
その上で、戦闘はターン制シミュレーションで遊びやすくなっています。
騎士だけでなく、モンスターや召喚、魔法といった要素もあり、仕組みが難しそうに感じますが、全体的な難易度は低めで遊びやすいと思います。
■ TINY METAL
「タイニーメタル」は、戦場を舞台にしたターン制シミュレーションゲーム。いわゆる、ファミコンウォーズ的なゲームといえます。
プレイヤーは、陸軍の歩兵や装甲車などを移動させ、敵兵を攻撃。
こちらが攻撃すると相手にも反撃される。
地形によるボーナス効果がある。
敵陣を占領することができる。
と、昔ながらの戦場シミュレーションゲームの要素が詰まっています。
難易度もさほど高くないため、ターン制シミュレーションを初めて遊ぶ方にもオススメです。
「TINY METAL」はプレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ Magic Scroll Tactics
「マジック・スクロール・タクティクス」は、ありそうでなかった横視点のターン制シミュレーションゲームです。
一般的なターン制シミュレーションって、斜め上からとか真上視点がほとんどですよね。
でもこのゲーム、真横なんです。
横からの視点なので、あるのは高さの概念のみ。
上の段から攻撃すれば命中率が高くなったりダメージがアップしたり、下の段からなら命中率が下がったり。
単純に足場が上と下に分かれているだけでなく、木材の上に登ったり、屋根の上に移動したりといったことも可能で、高さの戦略があります。
飛行ユニットは空を飛び、更に高い場所から攻撃もできます。
近距離攻撃・遠距離攻撃、魔法の概念などもあり、装備品やアビリティもあります。
比較的手軽に簡単に遊べるターン制シミュレーションだと思います。絵柄にピンと来た方は買って満足できると思いますよ。
「Magic Scroll Tactics」はプレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ 戦場のヴァルキュリア4
「戦場のヴァルキュリア」シリーズは名作シミュレーションゲームと言われています。
シリーズ4作目となりますが、前作までとの繋がりはないため、本作から遊んでも問題ありません。
アニメ調のグラフィックですが、中身は非常に硬派なゲームです。国家間の戦争が行われる世界で、一個小隊を動かして戦局を変えていくゲームになっています。
「大戦略」のような、兵士や戦車が登場する戦略シミュレーションゲームが好きな方には、特にオススメします。
ゲームシステムは、ターン制シミュレーションとリアルタイムシミュレーションが混ざっています。
盤上のコマを動かすように、上視点でキャラ選択をします。すると3D視点(TPS視点)になり、キャラをフィールド上で動かせるようになります。
遠距離に見える敵兵を狙撃してもいいですし、気付かれないように背後に回ってもいい。中央突破を仕掛けてもいい、自由度の高いシミュレーションゲームになっています。
リアルタイムシミュレーションが混ざっていると言ったのは、敵兵に近づくと相手からも攻撃されてしまうのですね。
もちろんこれは逆に、敵兵が近づいてきたらこちら側も自動的に攻撃するため、有利に進めることもできます。
戦場のヴァルキュリアは1作目もPS4でリマスター化され発売しています。特に1作目は神ゲーと呼ばれていますので、こちらもオススメです。
■ XCOM 2
※ 画像は海外版
「エックスコム2」と読みます。
このゲームはTPS(3人称視点銃アクション)のようなイメージが付いてしまっていますが、中身はターン制シミュレーションゲームです。
パッケージ写真の通り、エイリアンと人間が戦います。地球がエイリアンに降伏し20年が経過。エイリアンに統治された地球をなんとかして取り戻そうとするストーリーです。
非常におどろおどろしいパッケージながらも、中身は至って普通のシミュレーションゲーム。斜め上の視点で隊員たちを一人ずつ動かしながら、敵エイリアンを倒していきます。
あまり知られていないゲームですが非常に面白いです。但しこのゲーム、難易度がかなり高くなっています。
やられた隊員は復活せず、「ファイアーエムブレム」のようなシビアなゲーム。じっくり腰を据えて、繰り返し遊ぶ前提での購入がオススメです。
X-COMのような探索要素とターン制シミュレーションの合わさったゲームを「ターン制タクティカルバトルゲーム」と呼びますが、そういったゲームは他にもあります。詳しくは以下のリンク先をご覧ください。
■ 魔界戦記ディスガイア5
人気シミュレーションRPG「魔界戦記ディスガイア」シリーズ5作目です。
5作目ですが、本作は特に前作までとの繋がりがなく、初めてでも問題なく遊べます。
ディスガイアはやり込みゲーとして有名です。
シミュレーションRPGをしていると、HPがもう一桁欲しいよなあとか、ダメージがもう一桁欲しいよなあ、なんて考えますよね。
ハイ、それが実現します。
HPは億の単位までありますし、ダメージも万や億。
レベルは最高9999。さらに転生することで強さを引き継いだままレベル1になれ、再びレベル9999まで上げる、という鬼のようなやり込みゲーです。
もちろんシミュレーションゲームとしてのストーリーも面白く、とりあえずメインストーリーだけ遊びたい方にもオススメです。
やりこみ要素は数百時間単位で遊べますので、コストパフォーマンス抜群のシミュレーションRPGとも言えます。
■ GOD WARS 日本神話大戦
「ゴッドウォーズ」と読みます。
日本の神話やおとぎ話に出てくる人物が登場するシミュレーションRPG。
斜め上視点のシミュレーションゲームで、動画を見てもらうと非常にわかりやすいのですが、昔の「ファイナルファンタジータクティクス」や「タクティクスオウガ」のイメージです。
素早さの順に動かせるターン制。
高低差のあるマップで、上からだと弓矢で飛距離がアップするなど、昔ながらのシステムを踏襲しています。
見た目とは裏腹に硬派なシミュレーションRPGです。スキルやボス戦などもあり、スーファミ時代やPS初期のシミュレーションRPGが好きな方にオススメの一本です。
■ Civilization6
「シヴィライゼーション6」は世界的に最も有名なターン制ストラテジーです。
ここまで挙げた、いわゆる「ターン制シミュレーション」とは若干趣が異なりますが、このゲームもそのジャンルに入るため、またあまりにも有名なタイトルのため取り上げています。
本作は、リアルタイムストラテジーとよく思われますが、ターン制となっており、ゆっくりと考えながら遊ぶことができます。
世界規模のマップを、自国で生産や開発を行い、住民を増やし、少しずつ領土を広げていきます。
とにかく自由度が高いのが魅力で、同じようなゲームプレイになるのが二度としてないほどです。
それこそ他国と戦争をせずに勝つこともできます。
時間が溶けると言われているゲームです。
数百時間・数千時間単位で遊べますので、しっかりと時間をとってから買うのがオススメです。
■ 終わりに
以上、「PS4で遊べる、ターン制シミュレーションのオススメゲームまとめ」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
スポンサーリンク