「リトルナイトメア」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)

「リトルナイトメア(LITTLE NIGHTMARES)」をプレイしました(PS4版)。

クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。

できるだけネタバレなしで書いています。

買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

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■ リトルナイトメアとは?

巨大な船舶を舞台に、小人のシックスを操作して脱出する、2D視点アクションゲームです。

世界観から言うとホラーに属します。

敵から隠れてやり過ごすステルス要素が強く、火を灯しながら、暗がりを進むプレイスタイルです。

■ 雰囲気が素晴らしい

本作最大の魅力は、ゲームの雰囲気です。
世界観がしっかりと作られている、設定されている印象を受けます。

このゲームには、台詞や説明が一切ありません。
主人公も敵も喋らないし、状況説明が何もなされません。あるのは僅かな操作説明のみ。

これがプラスに働いています。知らないうちに、この世界に入り込んでしまいます。

ホラー感は少なめです。
おどろおどろしさや、異形の空間を感じ取るゲームになっていますので、怖いのが苦手な方でも遊べると思います。

■ 日本人ならアッと驚く

このゲームはPVを含め、可能な限り何も情報を得ないで遊んだ方がいいと思います。

えっ?と思える展開(映像)に出くわします。

この辺が日本で、バンダイナムコが大々的に展開した理由でしょうね。

日本人ならかなり馴染み深いもの(?)ですので、それをゲーム内で体験できる、ただこれだけでも遊ぶ価値があります。

■ 操作性は最悪

本作の最大のマイナス点は、操作性と理不尽性です。

ゲームは2D横スクロールアクションで、基本的には右へ右へと進みます。で、これに奥行きが多少あるのですね。

ゲーム内では部屋などが出てきますので、部屋を左右に移動するのがメインで、奥・手前にも移動ができるのです。

この、奥・手前の位置関係がかなり分かりにくいのですね。
暗がりの中を進むため、足場を飛び移る時などに簡単に落下死してしまいます。
また、オブジェクトにインタラクトしたり、身を隠す場所も微妙にズレたり(引っかかる)します。

敵からは、基本ステルスで進むか、追われ逃げるか、のアクションが求められます。
これもあるシーンでは敵が机の下を調べないのに、別のシーンでは調べたり、感知範囲が違ったりと、急なルール変更に戸惑います。

ゲーム全体の操作性の悪さと理不尽さは、イライラになる一歩手前でクリアできる(先へ進める)感じにはなっているのですが、場面場面における、「開発者のクリア条件」が垣間見えてしまうのは、だいぶマイナスだと思いました。

■ キャンドルちゃん!

「このゲーム、キャンドルちゃんじゃん!」

私が最初に思った感想でした。

・ほぼ真っ暗闇の船舶を進む
・ライターに火を付けて、自分の回りだけ照らす
・ランタンに火を付ける
・奥行きが違って落下死する

ほとんどキャンドルちゃんでした。

調べてみると、キャンドルちゃんの方が後に発売されていますね。

キャンドルちゃん好きな方は、本作をプレイしてみてもいいと思います。逆に本作が楽しかった方は、キャンドルちゃんも遊んでみて下さい。

リトルナイトメアはホラー。
キャンドルちゃんはファンタジー。ですね。

■ 総評

世界観や雰囲気が抜群のゲームです。

こういう感じの説明は響きにくいと思うのですが、「あるシーンを見る(操作する)だけ」に、このゲームを遊ぶ価値があります。

日本作品にだいぶインスパイアされている印象ですね。

ホラー感はかなり弱いので、怖いゲームが苦手な方でも問題なく遊べます。

但し操作性や理不尽さに、ある程度耐える必要のあるゲームです。ちょっと時間的・精神的に余裕のある時に遊ぶのが良いと思います。

インディーゲームの中では「記憶に残る」ゲームの一つですので、是非一度触れてみるのをオススメします。

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■ 終わりに

以上、「「リトルナイトメア」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。

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