「MANEATER(マンイーター)」をプレイしました(PS4版)。
クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。
できるだけネタバレなしで書いています。
買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
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■ まずMANEATERとは？
人喰サメになって、人々を食べまくる海洋アクションRPGです。
プレイヤーはサメになります。
赤ちゃんの段階からスタートし、水中を泳ぎ、小魚を食べ、経験値を得て体を大きくします。
次第にサメは天敵をも凌駕し、人を食べられるまでになります。
最終目標は、親殺しのサメハンターを倒すこと。
オープンワールド型で自由度が高く、経験値やレベル、体のパーツ強化などの仕組みがあります。
■ バカゲーではなくRPG
このゲーム、パッと見、バカゲーに見えると思います。
パッケージもそうですし、紹介PVなんかもまさにそうですよね。
人食いサメになって、人々を食べまくる！
海中遊泳している人間どもを食べたり、陸地にまで上がり込んで人々を食べたりとやりたい放題です。
しかもゲーム序盤のチュートリアルが、それを助長するような作りなので、プレイしていても、バカゲーだと思いこんでしまいます。
ですが、これ。
結構しっかりと、順当に進めていくRPGですね。
小魚を食べて、少しずつ成長。
能力を強化して、太刀打ちできない強敵に挑む。
コツコツレベルを上げていくタイプのゲームです。
特に序盤は、ちまちまとしたゲームプレイになるので、最初の印象と違っていて戸惑います。
まず、そういうゲームだと思ってプレイするのが肝心だと思います。
■ 美しい水中世界
バカゲーのイメージばかり先行してしまっているので、グラフィックもショボくて作りも甘いだろう、と勝手に思いこんでいました。
ですが、グラフィックも水中の作り込みも結構しっかりしています
(地上のビルとかがもっと凄くて笑いますがｗ)。
おそらく、水中遊泳的なゲームとして遊んでも楽しめると思います。
色々な水中生物が出てきますし(食べれますし)。
本作はオープンワールドの形式を取っているため、エリアごとに水中の様子が変わるのですね。
沼のような水中だったり、深い海中だったり、サンゴがあったり、水草が生い茂っていたり。
人間が作った水辺や下水、パイプや海底洞窟なんかもあり、探索の面白さもあります。
エリアごとに、水中の様子がガラッと変わるのもいいですね。
水中の雰囲気を楽しみながら遊ぶと、飽きずに進められると思います。
■ オープンワールドと繰り返し
本作は、エリアごとに分けられたオープンワールド形式です。
新しいエリアに行って、敵を倒したりイベントをこなしたり。
宝箱(栄養)を見つけて開けたり、ランドマークを探したり。
いわゆるオープンワールドゲームのシステムが、そっくりそのまま海中版として作られています。
人間を食べていると悪名ランクが上がって、ハンターが攻めてくる。
こういうのもオープンワールドゲームをよく遊ぶ人なら、よく見るシステムですよね。
基本的には、これらの繰り返しになります。
メインストーリーもありますが、これらのサブイベントの繰り返し感は、非常に強いゲームです。
長時間プレイは飽きやすいと思います。
個人的には、短時間プレイにして一通りのイベントをこなす。
そうすると、心地よい水中遊泳と無双のような人食いとで、なかなかいい感じのストレス解消になっていました。
■ 操作性は良いが
インディーゲーム(？)にしては、操作性も良いと思います。
カメラワークなども変なところはありません。
インディーゲームにありがちな癖がないのですね。
とても遊びやすいと思います。
但し、水中のサメを操作するということで、地上に向けてジャンプをしたりと、ちょっと特殊な状況操作が求められることがあり、そういう点では若干のプレイヤースキルが必要になるとは思いました。
まぁ、レベルアップや能力アップで大体どうにかなる感じではありますけどね。
■ 総評
完全なバカゲーとして認識していたタイトルでしたが、思った以上にきちんと作られたアクションRPGでした。
特に、RPGによくある、チマチマと経験値を取得して強敵に立ち向かう。
サメという特殊な視点で、魚や海底、陸地が見れる。
海の中を泳ぐゲームとして楽しめる。
といった点が、予想に反して面白かったところです。
また、本作にはかなりの可能性を感じます。
伸びしろがかなりあるように見えるのですね。
バカゲーに見えるけど、順当に作った。
というか真面目に作りすぎ。
というほど真面目で、システムやらイベントやら敵やら、もっともっと面白くできそうな可能性を秘めていると思いました。
進化した次作も、ぜひ遊んでみたいところです。
■ 終わりに
以上、「「マンイーター」感想レビュー。面白い？つまらない？ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【MANEATER】」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
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