「Shotgun King」感想レビュー。面白い？つまらない？ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【ショットガンキング】

「Shotgun King:The Final Checkmate(ショットガンキング)」をプレイしました(PS5版)。

クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。

できるだけネタバレなしで書いています。

買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

■ Shotgun King(ショットガンキング)とは？

Shotgun King: The Final Checkmate | Deluxe Edition | PS5 and Nintendo Switch!

異色のローグライク・チェスです。

チェスの基本ルールに、
ショットガンによる遠距離攻撃と、
1面(1フロア)クリアごとに特殊能力が手に入るローグライクの仕組みが加えられています。

プレイヤーは黒のキングとなり、
ショットガン片手に、白の敵駒を蹴散らしていきます。

敵駒には体力が設定されており、ショットガンで体力を削り撃破。
逆に敵駒は、通常通りのチェスの動きをし、こちらのキングが取られれば(移動されれば)負けとなります。

■ 中毒性が高く面白い

「ショットガンによる遠距離＆範囲攻撃が可能なチェス」
ということで、買わずにはいられません。

プレイしてみると、チェスはチェスなのですが、ショットガンによって全く異質なゲーム性になっています。でも、遊んでいると確かにチェスでもあります。

ショットガンや特殊能力でのゴリ押しもできますし、
チェスの駒の動きを予測しながら、丁寧に打つこともできます。

1プレイが非常に短く、短ければ5分程度(あっさり負ける)、長くても1時間程度だと思います。

手軽に起動して遊びやすく、負けてももう一回、もう一回、と中毒性が高いです。

■ 戦略性とローグライク

1面(1フロア)クリアするごとに、
・こちらが有利になる特殊能力
・敵側が有利になる特殊能力
の2つを同時に選ばなければなりません。

「ショットガンの弾数+1」とか、「ショットガンの攻撃範囲+30°」とかが、こちらが有利になる効果。
「ルーク(敵駒)+2体」とか、「敵駒のスピード+1」とかが、敵側が有利になる効果です。

その他にも、盤面をガラリと変える効果や、重ねることで効果がアップグレードのようになるものもあります。

種類が多く何が出るのか分からないので、どの能力を伸ばしていくのか、どういう立ち回りをすべきなのか、戦い方がプレイの度に変わるのはいいと思います。

■ チェスを知らなくても

おそらく、チェスの駒の動きを知らなくても遊べると思います。

こちらが動こうとしたマスが、敵の駒が動ける場所であれば、エラーのような表示が出ます。
チェック(王手)の状態になると、分かるように表示がされます。
また、移動や攻撃などの行動の失敗は、1ターンで2回やり直すことができます。

プレイを重ねていくと、だんだんと駒の動きを覚えられるようになると思います。

チェスというのは、駒は6種類しかありません。

・ポーン…前に1歩しか進めない。但し、攻撃範囲は左右斜め1マス前。
・ナイト…斜め方向に特殊な動きをする。将棋で言う「桂馬(けいま)」。
・ビショップ…斜め全方向に自由に動ける。
・ルーク…縦横全方向に自由に動ける。
・クイーン…縦横斜め全方向に自由に動ける。ビショップ＋ルーク。
・キング…縦横斜め全方向に1歩だけ進める。

文字で書くとちょっと分かりづらいかもしれませんが、1時間ほどプレイすれば覚えられる範囲だと思います。