「Alba Wildlife Adventure(アルバ:ワイルドライフアドベンチャー)」をプレイしました(PS4版)。
クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。
できるだけネタバレなしで書いています。
買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
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■ Alba Wildlife Adventureとは?
自然に囲まれた島にやってきた、少女アルバ。
島には多くの動物たちがいますが、ゴミで汚れ、再開発で森を壊す計画も。
アルバたちは動物を守るべく、行動に出ます。
動物たちを観察したり、島を探検できたりする、自然型のアドベンチャーゲームです。
※動画は英語ですが日本語版が発売されています。
■ ゆったりとした時間
「自然に囲まれている」「自然の中にいる優雅さ」が、とてもよく再現できているゲームだと思いました。
遊んでいて心地よい、ゆったりとした時間が流れるのですね。喧騒や忙しさ(せわしさ)がない感じの。
歩いているだけで動物たちの鳴き声が聞こえてきたり、島の中を探検したり。
大人にとっては小さな島なんだけど、子供のアルバにとっては冒険。
そんな雰囲気もにじみ出ています。
特に本作は、動物の鳴き声とBGMが秀逸です。
これだけで、ゲームの良さがワンランク上がっているほどです。
■ 本物の鳴き声
ゲームの中で聞こえてくる動物の鳴き声は、本物から録音したものです。
これがですね。
めちゃくちゃいいんですよ。
リアルな動物の鳴き声が、四方八方から同時に聞こえてきます。
ほら、海岸に行くと、カモメの鳴き声と、ハトの鳴き声が同時に聞こえてきたりするじゃないですか。
あれが、もっと多くて色んな種類聞こえてくるんです。
「チチチチチ・・」
「ホホーッホッ」
「ピピョーピーッ」
みたいに、いっぱい聞こえてきて、
歩いていると
「んっ?この鳴き声は初めてじゃない?」「どこだろう?」という、
鳴き声で動物を探す、かなり稀有なゲーム性を楽しめます。
■ 写真撮影
見つけた動物たちは、写真(スマホ)に収めスキャンができます。そうすると図鑑に収録されます。
図鑑にはその動物の詳細が書かれて、鳴き声がまた聞けるわけですね。
動物といっても鳥が多いゲームなので、姿を見て新しい動物かを判断するより、鳴き声から新しい動物かを判断するんですね。
PS3の「AFRIKA」をプレイした時と似ています。
「Alba」はリアルなグラフィックじゃないのですが、プレイ感はよく似ていると思いました。
■ 無邪気な子供
プレイヤーは9歳のアルバになります。
野原を駆けていくだけでも可愛らしかったり、Yes・Noを言うのを、首を縦に振ったり・横に振ったり、
で表現させたりと、無邪気さの表現が素晴らしいです。
世界観にマッチしていて、重めのテーマも和らげてくれています。
あと、友達もかなりいいですね。
一言多く毒づく(?)感じが、かなり笑わせてもらいました。
■ 農場要素は無い
本作は、メインストーリーを進める(問題解決?みたいなの)のと、動物たちを写真に収める、
の2点で構成されています。
パッケージなどからイメージする、
農作物を育てる「牧場要素」や、
水や食料を食べる「サバイバル要素」、
アイテム同士を組み合わせる「クラフト要素」などはありません。
そういうゲームではなく、「自然を満喫できるゲーム」というのが正しいと思います。
■ 隠れた名作
本作はほとんど話題になっていない作品です。
パッケージ写真とかを見ても、
「ちょっと面白そうだけど、あとで買うかな」と、
後回しにされそうな作品だと思います。
かなり小粒ですぐに終わってしまうゲームなのですが、ゲーム内容はとても素晴らしいです。
特に自然が好きな方、バードウォッチングが好きな方にはオススメ中のオススメ。
子供であれば知育教材として適任だと思います。
大人も、童心を思い出させてくれる、癒やしのゲームです。
鳥がいて木々が茂っている温室のテーマパーク。
あの感じですね。
あの感じが楽しめるゲームとなっています。
■ 終わりに
以上、「「Alba Wildlife Adventure」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
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