「Bahnsen Knights(バンセンナイツ)」をプレイしました(PS5版/日本語版)。
クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。
できるだけネタバレなしで書いています。
買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
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■ Bahnsen Knightsとは?
80年代のパソコンゲームのようなグラフィックのサウンドノベルです(2023年発売)。
プレイヤーは捜査官となり、あるカルト教団へと潜入しますが・・??
といったストーリー。
文章を読みながら選択肢を選び、ミニゲームをこなしながらストーリーを進めていきます。
ピクセルパルプシリーズの3作目ですが、前作との繋がりはなく、本作から遊び始めても楽しめます。
■ 雰囲気が最高
前作、前々作とはまた違った雰囲気でいいですねぇ。
今作は特に潜入捜査官ということもあり、疑心暗鬼のスリル感がありますね。
敵か味方か分からない。
行動一つで疑念を抱かれ、あれよあれよとゲームオーバーに。
過去作よりも登場人物に個性があって、危ない奴がいっぱいいて楽しいです。
■ 選択肢による変化
前作「ヴァーニーレイク」は選択肢がほとんどない印象でしたが、今作はガッツリあります。
さながら「ゲームブック」を読んでいるかのようにプレイできました。
覚えてます?ゲームブック。
「分かれ道がある。どちらへ進む?」
・右へ進む→5ページへ
・左へ進む→23ページへ
とか選択肢を選びながら読み進める小説です。
本作は、ちょっとした選択肢の数々なのに、緊張感があるから「どれを選ぼう?」を悩むのです。
結構かんたんにゲームオーバーになったりして、これがまた楽しいです。
■ セーブ推奨?
ゲームをスタートする際、
「こまめなセーブを心がけてください」と表示され、こまめにセーブをしながら進めたのですが、結局最後まで意味が分かりませんでした。
ゲームオーバーになっても直前からやり直せるし、セーブしてなくても大幅に戻されることはありませんでした。
可能性があるとすれば、
本作には「信頼メーター」みたいなのか各キャラにあって、
・不審な行動をするとメーターが上がる
・信用される行動をするとメーターが下がる
というシステムがあります。
これの詰み防止だったのかも?
■ ミニゲーム多め
今作は最もミニゲームが多いと思います。
定番のソリティアだけじゃないです。
「モスメン」であったミニゲームがてんこ盛りな感じ。
ピクセルパルプは80年代パソコンゲームの雰囲気を大切にしているからか、選択肢によってミニゲームを行わせるので、アクションゲームとは合わないですね。
まぁミニゲームのグラフィックや動きが好きすぎたので、さほど問題ありませんでしたが。
■ 総評
ピクセルパルプシリーズ第3段です。
前作、前々作が好きだった方は「買い」だと思います。
特に今作はグラフィックがスゴく良いです。
キャラの個性を深掘りして作っているからか、登場人物たちの胡散臭さとか怖さがグラフィックに現れていて、この点素晴らしいと思います。
表情とか構図とかが過去作1だと思います。
ゲーム中の選択肢も多く、
もしかしたら全然違うルートがあったのかも?
と思えるほど、何も触らなかった部分もありますし、何周か遊べるかもしれません。
例にももれず、サクッと読め楽しめる作品に仕上がっています。
今夜楽しむか、ぐらいの感じで買ってもらえればいいと思いますよ。
■ 終わりに
以上、「「Bahnsen Knights」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【バンセンナイツ】」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
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