「HOUSE OF ASHES(ハウス・オブ・アッシュ)」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)

「HOUSE OF ASHES(ハウス・オブ・アッシュ)」をプレイしました(PS5版)。

クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。

できるだけネタバレなしで書いています。

買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

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■ HOUSE OF ASHESとは?

THE DARK PICTURES: HOUSE OF ASHES(ハウス・オブ・アッシュ)|ローンチトレイラー

選択肢によって物語が変化する、シネマティック・オープンシナリオアドベンチャーゲーム。

2003年、CIAのエリート部隊は、イラクの地下化学兵器を発見し、調査に向かう。

しかしそこで待ち受けていたものは…??

といったストーリー。

それぞれのキャラクターを操作し、行動や選択肢を制御。
操作や選択肢を誤ってキャラクターが死亡してしまっても、ストーリーは続きます。

「The Dark Pictures」シリーズの3作目で、本作のみで物語が完結しているため、前作を遊んでいなくても楽しめます。

■ サクッと遊べる

クリアまでの時間が短めで、サクッと遊ぶことができます。

過去作のダークピクチャーズと同じぐらいのクリア時間かな?
映画一本を見たかのような(そこまで短くないけど)感覚ですね。

PVなどの映像では、血みどろでかなりホラー感が満載ですが、プレイしている感じでは、ホラー要素は少なめです。
アクションアドベンチャーや軍人の戦闘映画のような感じ。

1作目・2作目よりもホラー感が薄いので、そういうのが苦手な人でも遊べると思います。

特に今作は、2003年のイラクが舞台で、地下にある化学兵器施設を探すということで、現実にもあったあの当時と重ねたストーリーになっています。

当時のイラク戦争や大量破壊兵器とかのニュースをよく見ていた人には、かなり入り込みやすいストーリーになっていますよ。

■ ストーリー分岐ゲームの革命

選択肢や行動によってストーリーが変化していくゲームです。

会話の選択で相手との関係性が変わったり、
分かれ道をどちらに進むかでルートが変わったり、
銃を当てられるか外すかで生死が変わったり。

こういったゲームを「オープンシナリオ・アドベンチャー」というのですが、それを一歩先へ進ませる可能性のある作品でした。

あくまで可能性がある、ですけどね。
革命までは起こせてませんでしたが、
「ああ、これ、こうしたらもっと面白くなるじゃん!」
「これできたら革命じゃん!」
というのが各所で見えました。

テレビゲームってどうしても、開発者が全てを見せたがるんですよね(全部のゲームがそうじゃないけど)。
行き止まりにアイテムが置かれていたり。
わざわざ遠回りなルートが設定されていたり。

そういったゲームを数多くプレイしていると、プレイヤーはそう遊ぶのが当たり前になってしまいます。

それはゲーム内での選択肢を狭める行為で、しかも本筋とは関係ない部分から狭めていますから、もったいないと思うのです。

で、本作は、そういったことを解決できるかのような光明が差していました。

遊んでみると分かりますよ。
選択肢ゲームの次の可能性が垣間見えます。

■ 米兵の流儀

本作には米兵が多く登場します。

で、上でも書いたように選択肢が登場します。

そうすると、
米兵の流儀を知っているとかなり楽しめる作品なのではないかと思います。

私はあんまり詳しくないのですよね。

戦争映画とかFPSのゲームをたくさん遊んでいる人だと分かるかも。

例えば、
ミッションが始まる前に、ヘリの中で談笑したりとか、
建物に侵入する時に、銃口を向けて進んで、仲間にチョイチョイっと指で合図したりとか、
水の中を進む時に、銃を頭の上に乗せて進むとか。

この辺はステレオタイプで分かりやすい例ですが、
もっと細かく深いところがあるはずなんですよね。

上官と部下との関係性や、同僚(?)同士、技術者やらブリーフィングやら、
ああいう兵隊の中の仕組みをよく知っていると、選択肢を選んだりするのも、より楽しめるでしょうね。

分かりやすいのは、
傷ついた兵士が居た時に、助けるのか見捨てるのか。
とかそういう事柄です。

もちろんプレイヤー自身の判断でプレイすればいいんでしょうけど、
米兵だったらどうするのかな?
という遊び方も楽しいと思います。

役になりきるというのかな。
テーブルトークRPG的な遊び方がしたくなる作品でした。

■ 3作評

ダークピクチャーズシリーズは、今作で3作目です。

私は3作の中では、「リトルホープ」が一番好きですね。

探索要素もあり、どちらに転ぶのか最後まで分からないストーリーもあり、とにかくB級一直線!って感じが好きでした。

今作「ハウス・オブ・アッシュ」は、ホラーに対して最強米兵が挑むとどうなるのか?
みたいな胸熱ストーリー(?)で、マジカヨって言いながらプレイしていました。
これ、アメリカ人めっちゃ好きそうだな、とw

「マンオブメダン」は、もっとも丁寧に作られていました。

何が飛び出すか分からない恐怖に、息を止めてコントローラーを握るようなドキドキ感がありました。

今後もシリーズが展開されていくようですので、楽しみです。

選択肢でストーリーが変わるホラーアドベンチャー「ダークピクチャーズ(THE DARK PICTURES)」シリーズ。 ダーク...

■ 終わりに

以上、「「HOUSE OF ASHES(ハウス・オブ・アッシュ)」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。

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