「Stranded Sails」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)

「Stranded Sails(ストランデッドセイルズ)」をプレイしました(PS4版)。

クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。

できるだけネタバレなしで書いています。

買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

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■ Stranded Sails(ストランデッドセイルズ)とは?

無人島に流れ着いたプレイヤーと船員たち。

木を切り、漂流物を集め、アイテムをクラフトしたり、小屋を立てたり。
畑を耕して野菜を育て、釣りをし、料理や大鍋シチューを作るゲームです。

目的は島の謎解きと脱出。

視点は上から固定で、優しい絵柄のグラフィックとなっています。

■ 入門編サバイバルゲーム

無人島が舞台ということで、サバイバル要素が強いのでは?と思いましたが、サバイバルは少なめです。

飢えや乾きの要素はなく、あるのは1日に使える体力です。
木を切ったり、走ったりすると体力が減り、寝ると回復する。いわゆる「牧場物語」のシステムですね。

本作にはクラフトの要素があります。
金属片から留め具を作ったり、木材から小屋を作ったりできますが、このクラフト要素も必要最低限です。
アイテムの種類が多すぎて管理が面倒とかはなく、分かりやすい設計になっています。

全体的には「牧場物語」や「スターデューバレー」を無人島にした。日数の概念はないけど、脱出が目標(まぁ暮らし続けてもいいけど)、といったゲームでした。

■ ストーリー主導

無人島脱出という明確な目標があるため、
「次はこれを探そう」
「これをクラフトしよう」
といった目標が提示されます。

脱出するための手順を一つ一つクリアしていく流れですね。

これが最初から最後まで続くため、ストーリー主導でゲームは進みます。

もちろん、それを無視して畑仕事をしたりもできるんですが、「スターデューバレー」のような完全自由のようなものではないため、ある程度の枠組みというか、すべきことをしていくゲームです。

この辺が好き嫌い分かれるかもしれません。

私はクラフトゲームやサバイバルゲームを遊びすぎているため、本作は簡易チュートリアル的なゲームとして、逆に楽しめました(いや、これがほんと面白かった)。

■ しっかり作られているインディー作品

インディー作品というのは、作りが雑なものが多いです。

バグがあったり、キャラがうまく操作できなかったり。
まぁそれが味ですし、慣れている人には全く気にならないのですが、本作はインディーゲームにしては、かなりしっかりと作られています。

グラフィックの質から、操作の快適度、
音楽にキャラクターにストーリーに、ゲームバランスにと、テストプレイや調整をかなりちゃんとしている印象です。

ゲーム終了までバグには遭遇しなかったし、イライラする操作系統や分かりにくさもありませんでした。

大作ゲーム並の遊びやすさでしたね。

この辺は、ゲーム初心者の方や「牧場物語」が好きなライトゲーマーにもオススメできるポイントです。

■ 大鍋シチューが面白い

このゲームには「料理」のシステムがあります。

畑で作った作物を使い、料理を作ります。
探索中にその料理を食べて体力を回復したり、バフ(特殊効果)をかけたりできるんですね。

まず、この料理クラフトが面白いです。

1つの料理を発明するには食材を組み合わせる必要があり、それを試行錯誤しながら置くわけです。

これが楽しいですね。

この食材とこの食材で新しい料理ができるかな?
ここをスパイスにしたらどうだろう?
魚料理になるかな?
とかね。

そして、本作には目玉といえる「大鍋シチュー」システムがあります。これが結構斬新だと思いました。

畑ゲームって続けるほどに食材が余ってくるじゃないですか。
それをまとめて大鍋にぶち込んで、「みんなが喜ぶ(特別アイテムがもらえる)&いつでも体力回復場」が出来上がるんです。

これがうまくシステムや世界観にマッチしていて、ほんわかと和みながら楽しめました。

■ 総評

ほんわか系、無人島サバイバル(弱め)ゲームです。

主人公の男の子は気丈そうで、大海原へ出航するぞ!って感じなのですが、全然そういうことはありません。

むしろ、ゆったりとした無人島生活が楽しめます。

畑要素もいいですし、釣りをしたり島々を探索するのも楽しい、船員たちが周りに居て寂しくないですし、料理で更に楽しくなってきます。

小粒で息抜き程度を考えて購入した本作でしたが、思っていたよりも楽しく、ゲーム終盤にはずっとこの無人島で暮らしたい!と思い始めたほどですからね。

世界観やキャラクターにハマるゲームって、ゲームをずっと続けたくなりますよね。
延々と畑仕事をしたり、もう必要のないアイテムを集めたり。

本作にはそういった魅力があります。
PVのゲームプレイ部分に、ちょっとでも癒やしを感じたのであれば、オススメの一本ですよ。

なお、ディスク版は海外版(英語)のみとなります。
日本語版はプレイステーションストアでダウンロード専売です。

■ 終わりに

以上、「「Stranded Sails」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。

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