PS4では、キャラクターを操作するゲームだけでなく、本を読み進めるようなゲームもたくさんあります。
そこで今回は、PS4で遊べる、サウンドノベルのオススメゲームを集めてみました。
参考にしていただければ幸いです。
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■ サウンドノベルとは?
テレビ画面に映るのは、登場人物と音、そして文字です。
文章が次々と出てきて、文字のタイミングに合わせて映像や音が出てきます。もちろん文章は自分の読むスピードで出すことができます。
サウンドノベルは小説や本を読むのが好きな方に特にオススメのゲームジャンルです。アクションの要素がほとんどなく、反射神経も必要ありません。あくまでも文章を読むことに集中できます。
サウンドノベルの面白さは、なんと言っても没入感です。本とも違いますし、アクション要素のあるゲームともまた違う、サウンドノベルの面白さをぜひ体験してみてください。
■ 428 封鎖された渋谷で
「しぶや」と読みます。
渋谷で起きたある事件を中心に、5人の登場人物の物語を読み進めます。
このゲームの面白いところは、一人の人物の選択肢が他の人物に影響することです。例えば一人の主人公が別の主人公に出会います。話しかければ二人は知り合いになりますし、話しかけないで無視する選択肢を選ぶと会ってないことになります。
この選択肢が複雑に絡み合って物語が進みます。もちろんストーリーはどんどん変化していくため、繰り返し遊ぶことができます。
このゲームはサウンドノベルの中でも傑作と呼ばれるほど有名です。サウンドノベルでいいゲームを探しているのであれば、まずこれを買うのを強くオススメします。
■ NOSTALGIC TRAIN
「ノスタルジックトレイン」は、昭和の風景が残る片田舎を舞台にした、ウォーキングノベルです。
プレイヤーは、突然この田舎町で目が覚めます。
自分がなぜここに居るのか分からない。
そして町には人の気配がない。
町の中を歩きながら、要所要所で文章を読んでいきます。
風景を見ながら、散策しながら文章を読んでいくため、没入感が高く、まるでそこで体験しているかのようなゲームプレイになります。
「NOSTALGIC TRAIN」はディスク版は発売されておらず、プレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ 「Coffee Talk」シリーズ
「コーヒートーク」は、カフェに訪れる人々の交流・会話を読むノベルゲームです。
プレイヤーは深夜だけ営業するカフェのバリスタとなり、来店するお客さんの会話に耳を傾けます。
この世界は、我々の世界とは異なるシアトル。
エルフやオーク、人狼に吸血鬼といった数々の種族が暮らす町です。
こういうファンタジーな人々が集うと、そっち方面の話になるのでは?と思うかもしれませんが、とても人間味があり、現実のカフェ(深夜の店)での人間模様を垣間見ることができます。
材料を混ぜて様々な飲み物を作ったり、ラテアートを描いたりといった要素もあり、全体的には大人向けのノベルゲームとなっています。
■ レイジングループ
閉鎖的な集落で行われている殺人儀式。それは人狼ゲームでもあり、主人公はその儀式に巻き込まれていきます。
タイムループを繰り返すことによって手がかりを手に入れ、それによって物語の謎を解いていくストーリーです。
もちろん選択肢によってストーリー変化が起こります。人狼ゲームですので、誰が人狼かといったことまで変化します。何度も楽しむことができるサウンドノベルです。
■ 魔法使いの夜
坂の上にある屋敷には、2人の魔女が住んでいる。
そんな噂がある美咲町に引っ越してきた高校生の草十郎が、青子と有珠と出会ったことから物語は始まります。
本作は、ビジュアルノベルの中でも突出して素晴らしい作品で、伝説的な作品「月姫」の原点とも呼ばれています(ストーリーが繋がっているわけではありません)。
よく動く背景絵を中を、小説を読むことができ、アニメ絵のノベルゲームに入る最初のゲームとしても良いと思います。
■ イハナシの魔女
沖縄を舞台した、少年少女のラブコメファンタジー。
両親を亡くした西銘光は、祖父の住む沖縄に越してきます。
そこで異国の服装をしたリルゥと出会い、そして彼らは運命へと引きずり込まれていきます。
本作は、パッと見は子供向けのようなグラフィックのゲームですが、琉球の歴史や文化とファンタジーを融合させた、読みやすいノベルになっています。
大人でも楽しめる作品に仕上がっていると思います。
個人的にはオススメのゲームです。
「イハナシの魔女」はディスク版は発売されておらず、プレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ モスメン 1966
「モスメン 1966」は、昔のパソコンゲームのようなグラフィックのノベルゲーム。
しし座流星群が降りしきる1966年の夜。
森の中で男女たちが、奇妙な現象へと巻き込まれていきます。
本作は、昔のパソコンゲームを形どったゲームで、最近作られています。
おどろおどろしい雰囲気や、チープなBGMなど、好きな人にはたまらない作品となっています。
選択肢による変化や、読み応えのある文章でもあり、上記PVに惹かれたのであればオススメの一本です。
「モスメン 1966」はディスク版は発売されておらず、ダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ WILL:素晴らしき世界
「WILL:素晴らしき世界」は、文章を操る神様が人間の運命を変える、全く新しいサウンドノベルです。
このゲームでは、文章が「手紙」として段落で区分けされています。特定の「手紙」の順序を入れ替えることができてしまい、それによって物語が変わっていきます。
例えば「A.街灯が消えて夜道が真っ暗になってしまった」という文と、「B.夜道を歩いて家に向かった」という文があるとしますよね。
この2文が入れ替わることで物語が変わるわけです。
A→Bなら「暗い夜道を歩いて家に向かった」ことになりますし、B→Aなら「家に着いたあとに夜道が真っ暗になった」ことになります。
海外のメーカーが手掛けたゲームのため、ジャパンアニメのグラフィックの中に、どことなく海外アニメらしさがある点も見逃せません。
新感覚のサウンドノベルとして評判の高い一本です。
「WILL:素晴らしき世界」はディスク版は発売されておらず、ダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ CLOSED NIGHTMARE
「クローズドナイトメア」と読みます。
パッケージ写真の通り、ホラー系のサウンドノベルです。
完全なサウンドノベルではなく、一部アドベンチャーゲームのような探索要素があります。といっても画面に表示される部屋の中から、気になるものを探したりといった簡単なものなので、文章を読み進める面白さは損なわれていません。
ホラーとサウンドノベルは非常に相性がよく、文章を読まないと先に進まない。しかし文章を読むと同時に怖い映像や音が現れる。といったもので、怖いものが好きな方には特にオススメ。複数人でドキドキと遊ぶのもオススメです。
■ RootFilm(ルートフィルム)
ルートフィルムは、あるテレビ撮影から始まった殺人事件を描く、アドベンチャータイプのノベルゲームです。
二人の主人公を操作しながら、多くの登場人物たちから話を聞き、事件の真相に近づいていきます。
本作は完全に文字と映像のみで進むノベルゲーム(本のようなゲーム)ではありませんが、登場人物のセリフで多くが構成されたノベルに近いゲームとなっています。
移動先などを選んで会話やストーリーを読んでいきます。
ミステリーアドベンチャーとしての謎ときシステムもさほど複雑ではないため、文章を読むゲームで遊びたい方にオススメの一本となっています。
■■ コマンド式アドベンチャーゲーム
「移動する」「話す」「調べる」といったコマンドを使って物語を読み進めるゲームがあります。
古くはファミコン時代に流行ったゲームジャンルではありますが、近年でも新作が発売されています。
謎を解いたり、犯人を見つけたりするミステリーの要素の作品が多く、ノベルゲームに近いプレイ感のゲームたちです。
以下のリンク先にまとめてあります。
■ 終わりに
以上、「PS4で遊べる、サウンドノベル(小説・本)のオススメゲームまとめ」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
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