「Behind the Frame ～とっておきの景色を～」感想レビュー。面白い？つまらない？ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)

「Behind the Frame ～とっておきの景色を～(ビハインドザフレーム)」をプレイしました(PS4版)。

クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。

できるだけネタバレなしで書いています。

買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

アニメを見ているかのようなグラフィックで遊ぶことができる、アドベンチャーゲームです。

プレイヤーは、女性の画家となり、一枚の絵を仕上げていきます。

絵の具を出して色を使い分けたり、実際に筆を動かして絵を描く(色を塗る)こともします。

部屋にある様々な絵や物にインタラクト(調べる)。
動かしたりして謎を解いていく、ポイントアンドクリック方式のアドベンチャーです。

PVを見て、すぐに感じると思うのですが、まるでジブリ映画のようです。

ゲームはアニメーションを見るだけのパートと、実際に自分で歩き回れる(周囲を見渡せたり、動かしたり)パートがあり、どちらも映像がとてもよくできています。

ポイントアンドクリックということで、物にインタラクト(調べる)できるわけですが、アニメーションもそのままの状態で動いてくれ、ちょっとした感動が味わえます。

全体的な雰囲気は、「魔女の宅急便」のパン屋さんでしょうかね。アパートの一室などから感じる空気は似たようなものがあります。

主人公が画家ということで、絵画に色を塗ったり、鉛筆画を描いたりといったことができます。

特に色塗りのパートが、プレイ感としては珍しいですね。

筆先に絵の具を付けて色を変え、仕上がっていない絵の目的の場所を塗る。

どちらかというとスマホ(タッチして動かす)に最適化しているため、コントローラーでは若干遊びづらいのですが、きちんと補正してくれて問題なく遊べました。

謎解き部分はかなりカンタンです。

若干は「ん？これはどういうことだ？」と思うこともありましたが、すぐにピンときます。

5分も停滞することがなく、全体のストーリーをスムーズに体験することができます。

ストーリーは、単純なようでいて難しいです。

これ、最後までプレイしてすぐに気付けた人はすごいですね。私はよく分かりませんでした。

ラストシーンまで迎えて、パッと気づけた方は、結構な感動を得るのではないでしょうか。

女性の方が好きそうな物語かな？
どうなんだろう。

一つ一つのモノやコトを、しっかりと見られる人ほど向いているゲームかも。とはいえ、多くの人に一度プレイしてほしいところです。

美しいアニメ絵の中を眺めることができる、オシャレなゲームです。

正直言うと、若干物足りないと思いました。
プレイ時間やゲーム性において、ゲームに慣れている人ほど、もう一歩だなぁ、とは感じやすいと思います。

しかしながら、絵を描いたり、ここまで美しいグラフィックをパノラマで操作できたりするのは、今までにないゲームの可能性も感じます。

そういった点でも、このメーカーの次作品を見てみたく、この方向性での更なる進化を見てみたいです。

お布施というとあれですが、一本のゲームで遊ばせてもらって、次の可能性にお金を使ってほしい。
買って遊んで、そんな風に感じたゲームでした。

以上、「「Behind the Frame ～とっておきの景色を～」感想レビュー。面白い？つまらない？ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。