「Chained Echoes」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【チェインド・エコーズ】

「チェインド・エコーズ(Chained Echoes)」をプレイしました(PS4版)。

20時間ほど遊びましたので、感想を書いておきたいと思います(気になっている人が多そうなので、早めに書いています)。

できるだけネタバレなしで書いています。

買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

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■ Chained Echoesとは?

昔のJPRGをリスペクトして作られた、上から視点のRPGです。

バランディス大陸と呼ばれる広大な大陸を舞台に、3大国家は戦争に明け暮れています。

スカイアーマーのパイロットであるグレンを筆頭に、様々な登場人物たちが協力し、敵対しながら、強大な力を持つ石を巡り物語が展開します。

剣や魔法を駆使したコマンドバトルに、空を飛ぶ飛行艇や、スカイアーマーなど、スーパーファミコン時代のRPGを彷彿とさせた作品です。

■ ずっと待ってた

長らく待っていた作品でした。

数年前にPVが公開されてから、いつ発売かと待ち望み。
発売されるや否や、買ってはみたものの日本語化されておらず。

いつだろう、いつだろう。
と日本語化パッチを待つ日々でした。

ようやく日本語化されて遊んでみて。
「…。…めっちゃくちゃ面白い」

最高です。

■ JRPGへのリスペクト

本作は、昔のRPGを彷彿とさせるような作りです。

スーパーファミコンからPS1・N64時代の、ドット絵RPG。
ファイナルファンタジーやクロノトリガー、幻想水滸伝にブレスオブファイアといった、名作RPGが随所に見られます。

様々な作品が凝縮された、集合体みたいなゲームですかね。

作品を模した作品、いいとこ取りをした作品って、オリジナルを超えられないものが多いと思うんですけど、本作は、その一歩先に進めています。一つの別タイトルのRPGとして完成できています。

リスペクトがすごいんですよ。
遊んでいて、昔のJRPGに対するリスペクトをヒシヒシと感じるのです。

このゲームは、日本人が作ったものじゃなく、ドイツ人が作ったそうです。しかも1人で。

どれだけの熱意で、どんだけJRPGが好きなのさ!
と思わされるほど、素晴らしく作り込まれた作品です。

■ キャラの魅力にストーリー

登場キャラクターの魅力と、ストーリー展開がかなり面白いです。

序盤から怒涛の展開でして。
世界観や舞台背景を把握するだけでやっとなのに、キャラクターがバンバン出てくるんです。

昔のJRPGって、メインパーティに少しずつ敵サイドとかが絡んでくる感じだったじゃないですか。

これ、四方八方から、バンバン新キャラ出てきますからね。
関係性とか所属とかいちいち語らないから、キャラ同士の掛け合いから探っていったりして、それがまた楽しすぎます。

一つの他愛もないエピソードですらも、そのまま普通に終わるのかと思いきや、常に一捻りあったりして。驚きの連続なんです。

登場キャラも一人ひとりに個性があって、とても良いです。

それぞれの立場や関係性も感じられますし、信念もありますし、相手になるキャラによって言動が変わったりもいいですね。
シエナ姉さんが特に好き。

おバカ盗賊とかも出てきますし、
これ色んなJRPGのオマージュが入っているんでしょうかね?
レトロゲームを遊び尽くしている人ほど、感じるものが多そうです。

■ 隠し通路の探索

昔のJRPGの最大の魅力といえば、隠し通路!
ちがうか。

本作は、上から視点のRPGです。
真上からではなく、斜め上でもない。

真上だけど高低差がある感じ、というのでしょうか。
幻想水滸伝みたいな視点というと分かりやすいかも。

でですね。
高さの概念があります。

そうするとですね。
…隠し通路がいっぱいあります。

ファイナルファンタジー4あたりだったかで、壁の中を歩ける隠し通路があったのですね。
まさしくああいうのも出てきますし、建物の後ろから入れた!
とかも出てきます。

プレイしていて、未だにどうやって行くかわからない場所もあります。
ぐぬぬ。

…楽しすぎます。

■ 戦闘はかなりシビア

戦闘はかなりシビアだと思います。

本作の戦闘は、戦略的な戦闘です。

HP管理やMP管理だけでなく、
バフやデバフをモリモリにかけて、
更にオーバードライブという戦況はどちらか有利か、
みたいなシステムも重なって、かなり難しい印象です。

雑魚戦でも適当に戦っていると死にます。

ボス戦よりも雑魚戦の方が難しいですし、戦闘の単調さを嫌って取り入れた戦略的な戦闘が、また次の問題点を発生させてしまった感はあります。

とはいえ、戦闘難易度は3段階で選べますし、
武器・防具のアップグレードや、キャラクターのスキル上げ、
クリスタルをはめて特殊効果、素材集めにトレード、リワードボード、
そもそも戦闘はシンボルエンカウント(敵に触れて始まる)と、
キャラを成長させて勝ちやすくすることはできます。

■ 総評

レトロRPGの欠片を集め、凝縮させたような作品です。

昔JRPGにハマってよく遊んでいた人は、かなり楽しめると思いますよ。

PVの見た目よりも面白いんですよね。
こんな感じかなぁ?と思っていた期待を大きく上回ってきました。

個人的には特に、
・シナリオとキャラの掛け合い
・フィールドの探索
・ヒリつく戦闘
が好きです。

この辺は、実際に遊んでみないと分からない部分なので、うまく伝えられずにもどかしいです。

お祭りシーンが出てきてニヤリとするとか、このキャラ、元ネタはシドかなぁ?とか、記憶の欠片を一つずつ拾いながら楽しんでいます。

クリスタルの厳選とか育成をしたくなっちゃいますね。

■ 終わりに

以上、「「Chained Echoes」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【チェインド・エコーズ】」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。

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