【ゲーム】カメラ操作の反転→ノーマルに治す方法・矯正方法

ゲームのカメラコントロールは二種類あります。

・順カメラ(順転・ノーマル)
・逆カメラ(反転・リバース)

の2つです。

今回紹介するのは、「カメラ操作の反転をノーマルに直す方法」です。

私自身の体験をもとにお話していきますので、参考にしていただければ幸いです。

■ ノーマルとリバースとは?

最近の3D視点のゲームにはカメラの操作があります。

カメラ操作とは、キャラクターを中心とした視線・見える場所や方向の操作のことです。
右を向いたり、左を向いたり、空を見上げたり、地面を見下ろしたり。
と、最近のゲームにカメラ操作は欠かせないものとなっています。

カメラ操作には二種類あり、「ノーマル」と「リバース」があります。
ゲームソフトによって呼び名が異なります。
「ノーマル」は順カメラとか順転とか書かれていることがありますし、
「リバース」は逆カメラとか逆転と書かれていることがあります。

通常カメラ操作は、コントローラーの右スティックで行います。

・ノーマルとは?

「カメラ操作をした方向を向く」操作方法です。

右スティックを右に倒すと右側を向き、左に倒すと左側を向きます。
上に倒すと上を、下に倒すと下を向きます。

直感的な操作方法となり、「ノーマル」のカメラ操作は、FPSゲーム(主人公の目線のゲーム)や海外のゲームに多くなっています。

最近では「ノーマル」が世界標準となってきているため、できるだけ早めに「リバース」を「ノーマル」に矯正した方が良いと思います。

・リバースとは?

「カメラ操作をした反対側を向く」操作方法です。

右スティックを右に倒すと左側を向き、左に倒すと右側を向きます。

「プレイヤーの後ろにカメラがある」のを想定したカメラ操作です。

「リバース」のカメラ操作は、TPSゲーム(カメラの前にキャラが居るゲーム)や、一昔前のゲームに多くなっています。

■ なぜリバースで覚えてしまっているのか

最近のカメラ操作は「ノーマル」が一般的です。
おそらく今後もこの流れは加速していくでしょう。

国内ゲームは「リバース」と「ノーマル」の両方を設定できるものが多いですが、海外ゲームは「ノーマル」しか備えていないものが増えています。

海外ゲームとは、海外から取り寄せる特殊なゲームだけではありません。
GTAやスパイダーマンのように、海外メーカーが作っていて国内で発売される大作ゲームも含まれます。

たくさんの海外ゲームが発売されている現状、カメラ操作の「リバース」を「ノーマル」にできるだけ早く治したほうがいい、というのが私の考えです。

さて、3D視点のゲームというのは、PS1後期からPS2あたりから発売され始めました。
それまでは、ドット絵や固定視点のゲームが多かったのを覚えている方も多いのではないでしょうか。

この頃ゲームの主流は国内ゲームでした。
国内のメーカーは出すゲーム出すゲームミリオンヒット。
海外でも多く販売されました。

中でも国内ゲームでヒットしたのはRPGや簡単なアクションゲームです。
この時発売された多くはTPS(ゲームキャラの後ろにカメラがある)でした。
「バイオハザード4」や「ファイナルファンタジー10」などが大ヒットした時代です。

TPSのゲームで採用されたカメラ操作は「リバース」でした。
プレイヤーの後ろにカメラがあるわけですから、カメラが右に移動すれば左を向く、カメラが左に移動すれば右を向く。
これは至って自然なことでした。

しかしこの頃、海外ではFPS(ゲームキャラの目がカメラである)が台頭し始めます。
「コールオブデューティー」や「バトルフィールド」などです。

FPSのゲームで採用されたカメラ操作は「ノーマル」でした。
プレイヤーの目がカメラなわけですから、カメラを右に移動すれば右を向く、カメラが左を向けば左を向く。
これも至って自然なことです。

こういったFPSが次第に日本でもヒットし始めます。
それに伴い、ほかの海外産のゲームが国内でも増え始め「ノーマル」操作のゲームが増えてきています。

国内産のゲームは国内でも売ることを想定しているため、「リバース」と「ノーマル」の両方を備えている事が多いですが、海外産のゲームは日本で売るのは一部なため、あえて「リバース」を備える必要はありません。

■ リバース→ノーマルへの治し方

さて、前置きが長くなってしまいました。
カメラ操作「リバース」から「ノーマル」への治し方の紹介です。

私自身の矯正体験をもとに紹介していきます。

・まずはRPGで遊ぶ

カメラ操作を間違えてもほぼ問題ない、瞬間的なカメラ操作を必要としない。

まずはRPGを「ノーマル」カメラ操作で遊ぶのがオススメです。

RPGの中でも「アクションRPG」ではなく、「ターン制RPG」のようなものを選んでください。
「ドラゴンクエスト」が一番手っ取り早いですが、遊びたいRPGで構いません。

ただし、このRPGは「楽しめません」のでご注意ください。

最初の矯正は本当にイライラします。
カメラ操作がうまくいかずに、右を向きたいのに左を向いてしまう。
左を向きたいのに右を向いてします。

特にゲーム序盤は慣れませんし、終盤にこそ少しずつ改善されますが、それでもイライラし通しで、ストーリーを楽しむような余裕はないと思います。

RPGの他に、選択肢を選ぶような・ストーリーメインのアドベンチャーゲームでも構いません。
カメラ操作の失敗でゲームオーバーにならないゲームを選んでください。

これは最後まで遊ぶ必要はありません。
10時間程度でクリアできるアドベンチャーゲームであればクリアした方が良いですが、何十時間もかかるRPGであれば中盤でやめても構いません。

・簡単なアクションを遊ぶ

RPG・アドベンチャーをクリアできたら(途中まででもいいです)、次は簡単なアクションゲームで遊んでみてください。

例えば比較的かんたんな「ラチェット&クランク」を選んでもいいですし、カメラをグルングルンする「スパイダーマン」でも構いません。

カメラ操作がゲームの成否に影響するもの、穴に落下してゲームオーバーになるようなゲームを選んでください。

ここで選んだゲームも「楽しめません」ので注意してください。

RPGの時よりも「ノーマル」カメラ操作に慣れてきていると思います。
しかしながら瞬発的に操作をするときに失敗してイライラする、そんな場面に何度か遭遇するでしょう。

アクションゲームは1本ではなく2本遊んでみてもいいと思います。
途中でやめずに、必ず1本はクリアしてください(難易度イージーでも可)。

・ハードなFPSを遊ぶ

最後に遊ぶのはFPSです。

特に難しいFPSを選ぶ必要はありません。
「コールオブデューティー」でもいいですし「バトルフィールド」でもいいです。
遊びたいFPSを選んでください。

ただし「目線がプレイヤーキャラ」のものを選んでください。
「フォートナイト」は3人称視点なので最後の仕上げには向きません。
「Apex」なら3人称視点ではなく、1人称視点で遊んでみてください。

FPSは、カメラ操作は当たり前にできなければ勝つことはできません。
精密なエイムであったり、瞬発的な行動が求められますよね。

カメラ操作がうまくできず、まともに敵に弾が当てられずに、とにかくイライラしっぱなしだと思います。

もちろん例にもれず、ここで選んだゲームも「楽しません」のでご注意ください。

対戦はかなり厳しいと思います。
そういった意味ではCOMとの戦いになる「キャンペーンモード」があるFPSがオススメです。

難易度イージーでも構いませんので、キャンペーンモードを必ずクリアまで遊んでください。

・この3本を遊ぶと

「RPG→アクションゲーム→FPS」と3本遊ぶと、カメラ操作にかなり慣れていると思います。

試しにもう一度「RPG」で遊んでみてください。
驚くほどスムーズに「ノーマル」操作ができていることに気づくはずです。

ここまでくればもう治ります。

今後はRPG、アドベンチャー、アクション、TPS、FPSどれでもいいので、どんどん遊んでください。

もちろんまだまだカメラ操作は完璧ではありませんが、徐々に徐々に気にならなくなっていくことでしょう。

あ、当然ながらカメラ操作「リバース」にしてはいけませんよ。
もう絶対戻してはいけません。

■ PS3時代に矯正した

これは私自身の体験をもとにしています。

わたしはPS2時代に「リバース」でカメラ操作を身に着けてしまっていました。
当時はリバース操作しかなかったので、それは当たり前だと思っていました。

しかし、PS3時代に海外のゲームソフトを遊び始めて気づきました。
「あれ?リバースがどのソフトにもないぞ」と。

そこから上の矯正方法をはじめました。

RPGとアクションゲームは何を遊んだのか覚えていませんが、FPSは深く記憶に残っています。
「コールオブデューティー モダン・ウォーフェア」と「Call of Duty World At War(国内未発売)」です。

特にモダン・ウォーフェアはずっとイライラしながら遊んでいましたw
目の前に敵がいるのに、全然逆の方向向いて銃を撃っていたり。
遠くからエイムできないので、とにかく特攻したりw

その後は、激ムズと言われる「キルゾーン2」のエリートモードをクリアできるほど、カメラ操作は完璧にノーマルにできました。

今後、カメラ操作「ノーマル」のみのソフトは増えていくと思います。

矯正はかなり大変だと思いますが、是非がんばってみてください。

カメラ操作があるかないかでゲームを買う心配をしなくてすみますよ。

■ おまけ

このページと似たような記事でもある、
「冬の指先のあかぎれ対策」も、興味のある方はどうぞご覧ください。

冬になると起こる、指のあかぎれやパックリ割れ。 この状態になるとゲームで遊ぶのもツライですよね。 大好きなゲームなのに...

■ 終わりに

以上、「【ゲーム】カメラ操作の反転→ノーマルに治す方法・矯正方法」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。

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コメント

  1. T より:

    一人称のゲームはノーマルで三人称のゲームはリバースでプレイしています
    一人称のカメラ=自分の目
    三人称のカメラ=背後にあるカメラ
    という感覚ですね
    しかしながら、三人称のゲームの中にノーマルしか存在しないゲームも多々あり
    矯正を考えてます
    感覚的には正しいと思いつつも、時勢には抗えないですね・・・。

    • maru より:

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      そうなんですよ。三人称はリバースの方がしっくり来ますから、なかなか直せないですよね。
      ただ一人称視点をノーマルで出来ているのであれば、私よりも矯正に苦労はしないと思います。
      例えば「フォールアウト」シリーズのように、一人称視点と三人称視点をいつでも切替できるゲームで練習してみるのもいいかもしれません。

      これから海外産(海外市場向け)のゲームが主流になっていくでしょうから、ノーマルの流れは必至だと思います。
      ちなみにノーマル矯正後に、リバースしかなくて困ったということはないですよ。