「Varney Lake(ヴァーニーレイク)」をプレイしました(PS5版)。
クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。
できるだけネタバレなしで書いています。
買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
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■ ヴァーニーレイクとは?
80年代のパソコングラフィックをイメージしたノベルゲームです(2023年発売)。
時は1954年のアメリカ。
3人の少年少女が、ヴァーニー湖で目にした光景とは・・・??
アクション要素は皆無で、ほとんどが文章を読み進めるノベルです。
選択肢によって変化があり、またいくつかのパズルがあります。
■ 怪奇シリーズ
ピクセル・パルプシリーズの2作目です。
ピクセル・パルプとは、昔のアメリカのパルプフィクション(安物の読み物)を現代に蘇らせ、ゲームで体験できるようにしたシリーズ。
前作は「モスメン1966」でした。
今作もまた、おどろおどろしくも陰鬱な雰囲気があり、前作同様の空気感が楽しめます。
このシリーズの雰囲気はホント好きです。
アメリカの怪奇シリーズというのでしょうかね?
本物のピクセルパルプは読んだことがないので、昔はこういう読み物が流行っていたのでしょうかね。
怪奇譚として結構好きです。
■ 前作との繋がり
本作は前作と繋がりがあります。
前作をプレイしているとニヤリとする場面がありますね。
もっとも、こちらを先にプレイしてから前作「モスメン1966」をプレイするというのもアリかもしれません。順不同的な繋がりに感じます。
次作もまた楽しみです。
ちなみにですが、ピクセルパルプシリーズは3作を予定されており、次作がラストです。
ただ、シーズン1とされているため、好評ならばシーズン2も作られる(あるいは絶対作る?)、
その場合シーズン1だけで1つの繋がりになっている。
シーズン2は別の繋がり?
とか考えれて楽しいです。
■ フォールアウト好きに
フォールアウトシリーズが好きな方にオススメです。
フォールアウトはアメリカの怪奇シリーズだったのですね(謎)。
なんとなくなんですが、開発側がフォールアウトをなぞらえているような感じがします。
次作もそんな感じの題材に見えますし。
じゃなくて、フォールアウトがそういうアメリカの怪奇を取り扱っているのかな?
日本でいうと幽霊だったり妖怪だったり河童だったり。
こういうのっていくらでも作れそうですよね。
アメリカの怪奇については詳しい人はあまりいないでしょうから、
「ああ!あのゲームで見たやつだ!映画で見たやつだ!」とか感じられて面白いと思います。
■ 総評
前作と比べて小粒です。
前作の方が引き込まれる感じが強く、満足度も高かった気がします。
ただ本作が面白くないというとそうではなく、米国の読み物(なかなか手に入らない)を一つ読んだという満足感があります。
ガソリンスタンドとかで、ちょっとした小冊子を買って読んだような満足感に近いです。
そういう感覚が受け入れられる方にはオススメのタイトルです。
本作が気になっている方、このページのレビューを読んでいる時点である程度素質があると思いますので、ぜひ買って遊んでみて(読んでみて)欲しいです。
私はこういうタイトル(シリーズ)は応援したいのですよね。
流行っているものの後追いではなく、新しいジャンルや世界を開拓する感じ。
昔あったものを失わせるのではなく、現代の技術に合わせて蘇らせる。
会社を作って、お金や時間をかけて物を作る。
私財や人生をなげうって何かを作る。
ある種の使命のようなものを感じさせてくれるシリーズです。
■ 終わりに
以上、「「Varney Lake」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【ヴァーニーレイク】」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
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