「Warhammer: Chaosbane(ウォーハンマー ケイオスベイン/カオスベイン)」をプレイしました(PS4版)。
1周目クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。
できるだけネタバレなしで書いています。
買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
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■ ウォーハンマー: Chaosbaneとは?
上から視点で、敵をバッサバッサとなぎ倒す。
敵を倒すと武器や防具をドロップし、より良いものに厳選していくハクスラ・トレハンゲームです。
世界観は中世ダークファンタジー。
剣と魔法を武器に、古めかしい城や街を舞台にして、モンスターや悪魔たちと戦っていきます。
プレイヤーは複数のキャラクターの中から1人を選び、大きな物語に挑戦していきます。
スキルなどのビルド構築や、クリア後のやりこみといったエンドコンテンツもあるハクスラです。
■ ほぼディアブロ3
かなり面白いハクスラだと思います。
パッケージは無骨だし、なんとなく地味そうに見える。
ハクスラとしてどうなんだろう?
なんて思ってたのは杞憂でした。
本作のプレイ感は、ほぼほぼディアブロ3です。
UI(画面構成)が特に似ていますね。
装備品のリングメニューや、スキルの覚え方や割振り、プレイヤーキャラの攻撃方法や、敵の特殊攻撃など、ディアブロ3をお手本として作ったな、と思える内容です。
バーバリアンのぐるぐる攻撃があったり、レジェンドアイテムは空からレーザーが降ったりするぐらいですから。
そのため、ディアブロ3が好きな人ならオススメです。
説明なしでもすんなり入り込めます。
もっとも、ディアブロレベルでの開発費は掛けられていないでしょうから、ディアブロ2.5ぐらいの感覚でいるといいかもしれませんね。
■ だんだん面白くなる
序盤は「大丈夫かなぁ?」という不安の方が大きいです。
特にそう感じたのは、装備品の種類でした。
序盤は装備品の種類というか、見た目・グラフィックがとにかく少ないのです。
「えっ?何?こんなちょっとの種類で、能力値だけ上がっていく感じ?」
「○○国の剣」「××都市の剣」とかしかないけど…。
といった感じでしたが、徐々に解放されていくシステムでした。
ハクスラって、やりこみが前提となっているから、好きなタイトルですと、何百時間と遊んでいるんですよね。
そうすると、そのやり込んだ派手な状態がベースになってしまっているから、一番最初の地味な感じを忘れていました。
本作にはしっかりと、エンドコンテンツがあります。
■ 豊富なエンドコンテンツ
ハクスラは「クリア後が本番」と言われます。
1週クリアした後のレベル上げや装備品集め、スキルを覚えたり、開放された新システムを楽しんだり、と一般的にはクリア後が面白いものです。
本作は、思いの外エンドコンテンツが多いと感じました。
レベル上限到達後のレベル、いわゆるパラゴンレベルのようなものもありますし、スキルもまた別のものが用意されていたり、難易度も、普通、難しいの上に、混沌1、混沌2、混沌3…と続いていきます。
装備品を強化するようなシステムもありますし(基礎能力とは別)、延々と登れる塔や、縛りを入れてのクエスト・ボス挑戦など、やりこみ要素は多岐にわたります。
もちろん、難しくなればなるほど、ドロップする装備品は良いものになります。
本作の特徴として、これらのやりこみ要素やキャラ育成が、うまいこと相互に連携しあってる感があるのです。
1時間ぐらいやり込んで、ドロップが全然出ないこともないですし、飽きないように別のやりこみをすることもできます。
個人的には全体のやりこみ要素の感じは好きです。
カッスカスになるまでやり込みたいタイトルです。
■ スキルの再割当てが可能
本作のキャラクタービルドは、やり直しができます。
多くのハクスラは、最初に決めたビルドの方向性は修正が効かず、別の育成方法をしたい場合には、別キャラを作らなければなりません。
しかし本作は、割り振ったポイントを、手軽に再割当てできるのです。
例えば、攻撃スキルやパッシブスキルですね。
一度覚えたスキルを忘れて、別のスキルを覚える。
みたいな造りになっているんです。
この仕組みが、ほぼ全部の成長要素に組み込まれています。
更に更に、キャラの設定を4つ分作れるんです。
エルフAは炎ビルド、エルフBは雷ビルドのように1キャラで4つ設定でき、装備品もスキルも全て設定可能、ボタンひとつで変更できるという高機能っぷりです。
このボスならこのビルドで挑みたいとか、
周回を速くしたいからこのビルドにしよう、
ドロップ率を上げるビルドを作っておこう、
とか色々とできます。
■ ハクスラ初心者にも
たぶんこのゲーム、ハクスラ初心者でも入りやすいと思います。
ベースとなるのがディアブロ3で、全体的にも変な癖がないんですね。
システムや成長要素も分かりやすいですし、ハクスラの肝となる敵の倒しやすさも爽快感がある。中世ファンタジーの剣と魔法の世界。装備品もコンスタントに更新できる。
と、かなり初心者歓迎な造りになっています。
パッケージは初心者お断りな感じになってますけど…。
おそらくディアブロ3を一通り遊んだ人や、マインクラフトダンジョンズぐらいしかハクスラをやったことのない人にオススメです。
楽しめると思います。
■ 総評
ハクスラをあまり遊んだことのない人から、結構好きでやり込んだ人まで幅広くオススメできるタイトルです。
本作はプチオープンワールドではなく、クエスト受注型です。
メインストーリーですら、1クエストとして扱われていて、比較的1クエストが短時間で終わる。
そのため、ちょっとした空き時間で1回潜るか、といった遊び方ができて、まぁ遊び始めると1時間2時間すぐなんで、空き時間なんてそのなんですが、起動のしやすさとしては優秀だと思います。
私はハクスラを遊んでいて、1週遊んでもう良いかなぁ、なんて思うことも多いのですが、本作は久々に徹底的にやり込みたいと思ったタイトルでした。
遊びたくてウズウズしてくる感じです。
ハクスラはたまにこういうタイトルありますね。
世間一般的には、あまりパッとしていないタイトルですが、ちょっと手に取って遊んでみてほしいです。
楽しめますよ。
■ 終わりに
以上、「「ウォーハンマー: Chaosbane」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【Warhammer: Chaosbane】」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
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