「モスメン1966」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)

「モスメン1966(Mothmen1966)」をプレイしました(PS4版)。

クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。

できるだけネタバレなしで書いています。

買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

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■ モスメン1966とは?

80年代のパソコングラフィックをイメージしたノベルゲームです(2022年発売)。

時は1966年のアメリカ。
しし座流星群が降る森の中で、4人の男女が目にした光景とは・・・??

アクション要素は皆無で、ほとんどが文章を読み進めるノベルです。選択肢によって変化があり、またいくつかのパズルがあります。

■ あのモスマン?

「モス”メン”」となっていたので、「?」となりながらも購入。複数形なのかな?それとも原型はこの名前なのかな?とプレイ開始。

結果としては「モスマン」でした。

いやはや、ようやく出てきてくれましたね。
モスマンを題材にしたゲーム。

フォールアウトシリーズが好きな人は、ぜひ遊んでみてください。

ハラハラするストーリー展開に、モスマンの根本的な解釈(?)みたいなのも出てきて、とても楽しいです。

モスマンはもともと、フォールアウト専属のモンスターではなく、アメリカの有名な未確認生物です。

日本でいうと、カッパとかネッシーとかああいうもののアメリカ版ですね。

映画でもたまーに題材にされるのですが、

フォールアウトでモスマンに遭遇したことがある方は、買って損のないゲームとなっています。

■ おどろおろどしい雰囲気

レトロゲーム風のチープなグラフィックと相まって(当時で言うとリッチなグラフィックだけど)、おどろおろどしさや、先の読めない怖さが、とてもよく表現できています。

登場人物たちも、だれも彼も一癖も二癖もありそうな感じで、こうじゃないか?ああじゃないか?
なんて考えることができます。

■ 翻訳はうまい

この手の海外インディーゲームは、翻訳がダメなことが多いのですが、本作はしっかりと翻訳されています。

機械翻訳でもないし、誤字脱字もない。
世界観や登場人物をよく知った上で翻訳されているレベルです。

普通の小説と同レベルで作られていると思いました。
とても読みやすいです。

■ シリーズ第一弾

大衆的で、刺激的な安い読み物のことを、パルプ・フィクションと呼びます。

タランティーノ監督の映画が有名ですが、実際に20世紀はじめにアメリカで発行されていた小冊子群です。

本作は、「ピクセル・パルプ」と題されていて、その1作目。今後シリーズ化が予定されています。

いやはや、この感じの小説が読めるのであれば、ぜひとも2作目も遊んでみたいですね。

■ 総評

「モスマン」を題材にしたノベルゲームです。

たぶんフォールアウト好きな人には、思いっきり刺さるんじゃないかなぁ。

このゲームのグラフィックって、PS3とかからゲームに入った人には、かなり汚い印象を受けると思うんですけど、ファミコンを知っている人だと、逆にこれはすごい!と思えるグラフィックなんですよね。

そういう価値を感じられる人には特にオススメです。

サクッと遊べますんで、小説一冊買う感覚で遊んでみてくださいね。

■ 終わりに

以上、「「モスメン1966」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。

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