「ゲームをやらなくちゃいけない!」
そんな思いにかられたことはありませんか?
最後までクリアしなくちゃいけない。
プラチナトロフィーを取得しなくちゃいけない。
ログインボーナスを受け取らなくちゃいけない。
大なり小なり経験がある人は多いと思います。
今回はそんなお話です。
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■ 「やりたい」が「やらなきゃ」に
「やりたい」と思って買ったゲーム。「楽しい」と思って遊び始めたゲームが、いつしか「やらなきゃ」に。
実際には、途中にもう一段階ある感じですね。「やりたい」→「そわそわしながらやる」→「やらなきゃ」か、「やりたい」→「やらなきゃ」→「もう嫌だけど」のどちらかでしょうか。
ポイントは「つまらない」とは違う感情なところです。「つまらない」のに「無理して続けている」状態とも言えます。
■ どんな「やらなきゃ」「しなくちゃ」がある?
上にも挙げましたが、
・買ったからには最後まで遊ばなくちゃいけない
・サブクエストまで全部やらなくちゃいけない
・2週目まで遊ばなくちゃいけない(分岐を知りたい)
・プラチナトロフィーまで取得しなくちゃいけない
・レベルや取り逃し要素を全部手に入れないといけない
・シリーズ物は順番にプレイしないといけない
といったところでしょうか。
スマホゲームだと、
・ログインボーナスを受け取らなくちゃいけない
・スタミナを効率的に消費しないといけない
などもありますね。
■ そう思い始めたら?
「やらなきゃ」という感情が出始めたら、そのゲームから離れることが大切です。この状態を続けていると、そのうちゲーム自体が嫌いになります。
本来ゲームはクリアしなくても良くて、5分遊んでつまんなかったら辞めてもいいわけですよね。売ってそのお金で新しいゲームを買った方がいいわけです。
・ゲームを売って新しいものを買う
・とりあえず放置しておいて、別の趣味をする
のどちらかがいいと思います。
まぁ親に買ってもらっている場合や、お金がなくて買った場合は若干状況は変わってはきますけど、概ねそういった気持ちで臨んでいいと思っています。
本来「つまらない」と思ったらやめるべきなんですよね。ドラマにしても、映画にしても本にしても「つまらない」と思ったらやめますよね。映画は2時間ぐらいだから見るかもですけど、本や連続ドラマがつまらないのに「最後まで見なきゃ」というのはないと思います。
ゲームの場合は値段が高いためか、「つまらなくても」「やらなきゃ」と思いがちです。でも実際には、売って新しいものを買えば、それほどお金もかかりません。
昨今ゲームについても「好きなゲームのシリーズだから買わなきゃ」とか「メーカーを応援しているから買わなきゃ」といった話もちらほら聞こえてきます。
これはこれで正しいことだとは思いますが、ゲームを趣味として遊ぶのとはやはり違うと思うのですよね。
■ 昔と今で違う「やらなきゃ」
昔のゲームと今のゲームは明らかに違います。あ、昔というのはファミコン時代を指しています。
ファミコン時代のゲームソフトは、例えば「スーパーマリオブラザーズ」を挙げますが、1時間ぐらい遊ぶと、楽しいか楽しくないか、自分に合うかどうかがわかりました。それだけシンプルなゲーム性だったわけです。
ところが最近のゲームは複雑になったこともあり、1時間ぐらい遊んでも、楽しいか楽しくないか分かりません。5時間ぐらい遊んでようやくわかり始めるものや、何十時間も遊んでもよくわからないものもあります。
こういうゲームの「つまらない」の判断は難しいのですが、「つまらんなー」がしばらく続くようであれば、やめてしまっていいと思います。
■ 再び遊ぶと楽しく感じるものも
傑作と呼ばれている「フォールアウト」で私は「つまらんなー」を感じました。それでやめちゃったんですね。
ただそのときは売るのも忍びなかったので、しばらく保管していました。数ヶ月してから遊んでみると、今度は「面白い!」と思ったのですね。
その時の自分の遊び方や忙しさ、気持ちの持ちようで同じゲームでも「面白い」「つまらない」が変わってくると思います。
ですので、「つまらない」と思ったら一旦やめるべきで、その前の段階「やらなきゃ」を感じ始めたら、少しでも離れるべきだと思っています。
■ 終わりに
以上、「「ゲームをやらなきゃ!」と思ったら一旦離れたほうがいい話」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
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