ギリギリで避ける爽快感が楽しい「弾幕シューティングゲーム」!
そこで今回はPS4で遊べる、弾幕シューティング・弾幕アクションを紹介したいと思います。
参考にして頂ければ幸いです。
なお、「横スクロールシューティング」や「縦スクロールシューティング」は以下のリンク先をご覧ください。
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■ 弾幕系シューティングとは?
「弾幕シューティング」とはシューティングゲームの一種で、画面を覆い尽くすほどの膨大な弾を避けながら進むゲームです。
縦型のシューティングゲームから派生したジャンルの一つで、「首領蜂(どんぱち)」が最も有名だと思います。
敵の弾のスピードが遅いことが多く、また弾の当たり判定が小さめで、避けきったときの爽快感が楽しいゲームとも言えます。比較的シューティングゲームが苦手な人でも楽しめるジャンルだと思います。
弾幕アクションは弾幕シューティングから派生したジャンルです。全方位に自由に動けるシューティングとは異なり、ジャンプやダッシュで避けるのが特徴です。
■■ 縦スクロールの王道 ■■
まずは王道の「縦スクロール」型の弾幕シューティングを紹介します。
■ 怒首領蜂大往生 臨廻転生(どどんぱち・だいおうじょう・りんねてんせい)
あの傑作、弾幕シューティング「怒首領蜂大往生」の復刻版です。
「怒首領蜂」シリーズは、弾幕シューティングというジャンルを生み出した最初の作品。
青や赤に彩られた敵の弾を、画面内がすべて埋め尽くされるような弾をかいくぐり、敵機を撃墜していくシューティングゲームです。
ショットとレーザーを使い分けて倒していくゲームで、大量の弾をギリギリで避けた時の爽快感や達成感は何者にも代えがたく、弾幕シューティングが初めての人に特に手に取ってほしいタイトルです。
本作は、完全移植+αとなっており、当時遊んでいた人からは大絶賛されているタイトルです。
まず最初にオススメしたいタイトルです。
■ 斑鳩(いかるが)
このゲームは、弾幕シューティングの中でもかなり変わった特殊なシステムを搭載しています。
それは「敵の弾を吸収できる」というシステムです。
敵が撃つ弾は、白と黒の2種類あり、プレイヤーが操作する自機の色を適時変更することで、弾を吸収することができます。
これによってただ弾を避けるだけではない、避けるか受けるかを選ぶことのできる、全く新しい弾幕シューティングとなっています。
もっとも、正直言ってめっちゃくちゃに難しいです。一般的なシューティングゲームと比べると段違いの難しさで、これを超えたときの達成感や高揚感を楽しむゲームとも言えます。
シューティングゲームを多く遊んできた腕に覚えのある方や、これまでにない弾幕シューティングで遊びたい方にオススメです。
■ エスプレイドΨ
「エスプレイドΨ(サイ)」は1998年にアーケードで配信された「エスプレイド」の移植再生版。
本作はまるでアーケードゲームのような弾幕シューティングが最大の特徴です。キャラクター選択画面から、登場する敵機、ステージ構成やグラフィックの質などは、当時のゲームセンターらしさを忠実に再現しており、あの頃弾幕シューティングにハマっていた方の懐かしさを引き出すには最高のタイトルだと思います。
また、今風のアバターが楽しめる「いろりの部屋」やシューティングにはあまりない「スーパーイージーモード」があり、弾幕系でこれから遊びたい方にもオススメのタイトルです。
本作は、元のゲームが非常に面白く、また素晴らしい移植であると絶賛されているタイトルです。
■ シスターズロワイヤル 5姉妹に嫌がらせを受けて困っています
縦シューの数々の名作を放つ、アルファシステムの最新作です。
本作は弾幕シューティングでも傑作と言われる「式神の城」の系譜を継ぐ続編で、ゲームシステムも似ています。
プレイヤーは能力の異なる5人の姉妹から選び、弾幕を避けていくシューティングゲームとなっています。
硬派なシューティング内容に、かわいらしいキャラクターのカットが楽しめる作品となっています。
■ ケツイ Deathtiny ~絆地獄たち~
2003年にゲームセンターで稼働していたゲームの移植です。
こちらも硬派な縦スクロールシューティングゲームです。
普通のショットやボムだけでなく、特徴的なシステムにロックショットというものがあり、ショットボタン長押しで強力なロックショットが撃てるようになっています。
これらを含め、全体的はシンプルな作りのシューティングで、難しいシステムなどを覚えること無く遊べるのも魅力の一つです。
■ BATSUGUN サターントリビュート
1993年にゲームセンターで稼働していたゲームの復活版。
縦スクロールシューティングの名作の数々を世に送り出した、東亜プランのゲームです。
アーケードオリジナル版に、様々な調整をしたスペシャル版、
縦横自在な3つの画面モードを搭載し、
巻き戻しやセーブに、ステージ選択機能を付け加えています。
■ サイヴァリア デルタ
2000年にゲームセンターで稼働していたゲームの復活版です。
「サイヴァリア」は独特のシステムを導入しています。
それは、敵の弾にかする(近づく)とパワーアップする、というもの。
これによって弾幕をギリギリで避けるカタルシスを強く味わえる作品となっています。
本作は、「サイヴァリア ミディアムユニット」と、そのマイナーチェンジ版「サイヴァリア リビジョン」を高解像度化して収録しています。
新たな要素も追加されています。
■ Fast Striker
「Fast Striker」は、弾幕シューティングの中でも弾が大きく見やすく、また敵機もメカメカしいものが多くなっています。
ポリゴンで作られたシューティングではなく、ドット絵のシンプルなもので遊びたい方、レトロなゲームセンターのシューティングゲームで遊びたい方には特にオススメです。
なお、「Fast Striker」はプレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ Ghost Blade HD
「ゴーストブレイドHD」は1990年代のシューティングゲームに着想を得た作品です。
本作は緻密なグラフィックが美しく、大量の弾を避けながら大量の弾を撃ち、たくさんの星を獲得しながらスコアアップしていきます。
武器タイプは3種類あり、もちろん大型のボスも登場します。
このゲームはローカルでの2人協力プレイが可能となっており、友達と一緒に遊ぶことができます。また、オンラインでのスコアランキングにも対応しています。
「Ghost Blade HD」はプレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ スペースモス・ルナエディション
「スペースモス・ルナエディション」は、人気作「スペースモスDX」のリニューアル版。
昔懐かしい16bitのグラフィックとサウンドの中を、まるで万華鏡のような美しい弾幕シューティングを楽しめます。
本作は、上級者から初心者まで楽しめるように工夫されているタイトルで、価格も安く評判の良い作品となっています。
「スペースモス・ルナエディション」はプレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ Mars: Chaos Menace
「マーズ:カオスメナス」は怒首領蜂などにインスパイアされて作られた、PS4世代の弾幕シューティングです。
昔の作品のリマスターではなく今現在作られたゲームのため、グラフィックは美しくなっています。
3Dグラフィックを2D弾幕に落とし込んでいるため美しく、それでいて弾幕シューティングの面白さは損なわれていません。
今風のキレイなグラフィックの弾幕シューティングで遊びたいと思ったら、本作は特にオススメです。
「Mars: Chaos Menace」はディスク版は発売されておらず、プレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ 冤罪執行遊戯ユルキル
「冤罪執行遊戯ユルキル」は、脱出アドベンチャー+弾幕シューティング
という異色のゲーム。
謎解きをしながら犯人を探すアドベンチャーパートと、敵機の攻撃をかわして進む弾幕シューティングの両方が楽しめるゲームで、全くの異なるジャンルが融合した、一風変わったゲーム体験ができます。
■■ 横スクロール型 ■■
次に、あまり見られない「横スクロール」型の弾幕シューティングを紹介します。
■ 舞華蒼魔鏡
「舞華蒼魔鏡」は弾幕系では珍しい、横型の弾幕シューティングです。
ベースとなっているのは「東方Project」なので、好きな方は手に取りやすいのではないでしょうか。
プレイヤーは東方のキャラクターから自機を選択し(当たり判定は真ん中だけ)、大量の弾幕の中を進みます。
東方キャラが数多く出てきますので、キャラ同士の掛け合いや、装飾品を集めてキャラコーディネートをするのは面白いと思います。2次絵、CG絵でしっかりと再現されています。
また、ゆっくりが好きな方にもオススメなゲームとなっています(ゆっくりは東方Projectが起源)。
「舞華蒼魔鏡」はプレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ GUNDEMONIUMS
「ガンデモニウム」は、同名パソコンゲームの高解像度リメイク版。
「弾幕の迷路」と称されるほどで、様々な攻撃パターンの弾幕を、避けたりかいくぐったりするのが楽しい作品です。
自機の大きさに比べて、当たり判定は小さめで、時間の流れが遅くなるシステムなども搭載しています。
本作はパッと見よりもよくできた作品で(元が同人ゲーム)、かなり高い評価を得ています。
■ デススマイルズI・II
「デススマイルズI・II」はシリーズ3作品(I・I改・II)をセットにした移植版。
横スクロール弾幕シューティングでは珍しく、右撃ち・左撃ちが可能で、左右からの敵の攻撃に対応する面白さがあります。
ロックオンによる攻撃やアイテムの概念などがあり、難易度選択によって弾幕シューティングに慣れていない人にも楽しめると思います。
マイナーではありますが、評価の高い作品です。
■ 旋光の輪舞2
「旋光の輪舞2」は弾幕シューティングの対戦ゲームという全く新しいジャンのゲームです。
プレイヤーは1対1で対戦相手と戦います。3Dキャラクターを上から視点にすることで、シューティングの対戦格闘化に成功しています。
対戦格闘ですから、画面上部にHPバーがあり、敵の攻撃を受けると減少していきます。
キャラクターは上下左右自由に動くことができ、対戦フィールドも広く伸びていきます。
感覚的にはロボットの対戦ゲームに似ているかと思います。
弾を避ける爽快感に、相手がどのように攻撃してくるか分からない緊張感が加味された、たいへん面白いゲームだと思います。
■ Rabi-Ribi
「ラビ・リビ」は、2D横スクロールの弾幕アクションという全く新しいゲームです。
昔懐かしいドット絵の2D横スクロールで、敵キャラが弾幕のような攻撃をしてくるので、それを避けながら戦うアクションゲームです。
弾幕シューティングは全方位に動けるものが多いのですが、本作では左右に移動したり、ジャンプで回避したりといった新鮮なアクションとなります。
かわいいキャラクターが数多く登場するのも魅力の一つです。
「Rabi-Ribi」はディスク版は海外版のみの発売ですが、起動すると自動的に日本語になります。海外のゲームソフトは日本のPS4本体で遊べます。
■■ 全方位型 ■■
次に、最近流行り始めた、「全方位」型の弾幕シューティングを紹介します。
上から視点で360°に動いて、弾幕をかいくぐるものを想像してもらえれば良いと思います。
■ 「Enter the Gungeon」シリーズ
「エンター・ザ・ガンジョン」は、ダンジョンの中を探索するローグライクと弾幕シューティングが組み合わさった、全く新しいゲームです。
プレイヤーは銃を持ったヒーローを操作し、入るたびに地形が変わるダンジョンに入ります。
ダンジョンは上から視点でこちらは銃を持っていますので、実質的にシューティングゲームとして遊べます。
そして敵が出す弾は大きめで、ボス戦ともなると、まるで弾幕シューティングのような大量の弾や、キレイな弧を描くような弾が射出されたりします。
シューティングアクションですので、プレイヤーは普通に弾をかわすだけでなく、ローリングでかわすといったこともできます。
ローグライクと弾幕シューティングの両方のいいとこ取りのゲームで、たいへん評価の高い作品となっています。
「Enter the Gungeon」はプレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
また、続編である「Exit the Gungeon(イグジット・ザ・ガンジョン」も発売されています。
■ STAR STRIKE ULTRA
「スターストライク・ウルトラ」は、全方位型の弾幕シューティングゲーム。
プレイヤーは自機を操作して、惑星の上空を旋回。
360°全方位から攻めてくる敵機や隕石をかわし、攻撃しつつスコアを競います。
弾幕シューティングの特徴とも言える、敵からのネオン色の弾やビームはありませんが、上にも下にも、右にも左にも避けられる、全方位型の避けシューティングは、他の弾幕シューティングでは味わえない達成感とトリップ感を味わえると思います。
「STAR STRIKE ULTRA」はディスク版は発売されておらず、プレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ The Knight Witch
「ナイトウィッチ」は、
魔女になって敵を倒していく弾幕シューティングゲーム。
プレイヤーは魔女ですから、空中に浮くことができます。
ゲーム画面を上下左右に自由に動き回ることができ、これで敵の弾を避け、こちらの攻撃を当てていきます。
本作は、メトロイドヴァニアの要素もある作品で、エリア内をくまなく探索したり、パワーアップして進める場所が増えたりといった仕組みがあります。
また、カードデッキで攻撃方法を変えるスタイルもあり、カードを集めたり、デッキ構築を考える楽しさもあります。オススメのタイトルです。
「The Knight Witch」はディスク版は海外版のみの発売、
国内正式版はプレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■■ 3D視点の弾幕シュー ■■
最後に、「3D視点」の弾幕シューティングを紹介します。
■ 「ニーア」シリーズ
物悲しい世界観で人気の「ニーア」シリーズは、弾幕シューティングの要素があります。
敵が放つ攻撃には、赤い弾の乱れ打ちのようなものがあり、非常に弾幕シューティングっぽい戦闘です。
このような戦闘はゲームの全てで登場するわけではありませんが、3D視点のゲームでは珍しく、弾幕シューティングが好きな方に一度遊んでみてほしいタイトルです。
「ニーア」シリーズは2作発売されています。
・ニーア レプリカント
・ニーア オートマタ
「レプリカント」の方が弾幕シューティング感は強いかもしれません。
■ Returnal
「リターナル」は、超高難易度のTPSシューター。
本作もまた、弾幕シューティングのような攻撃を楽しむことができる作品です。
死ぬたびに最初からやり直しになるローグライクの要素もあり、超高難易度の死にゲーとして話題のゲームです。
ヤバいぐらい難しいと言われているゲームですので、挑戦しがいのあるタイトルだと思います。
■ 終わりに
以上、「PS5・PS4で遊べる、弾幕シューティング・弾幕アクションゲームまとめ」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
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