「アッシュと魔法の筆」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)

「アッシュと魔法の筆」をプレイしました(PS4版)。

エンディングまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。

できるだけネタバレなしで書いています。

買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

■ まずアッシュと魔法の筆とは?

『アッシュと魔法の筆』 日本語版ゲームプレイ紹介トレーラー

壁に絵を描くことのできるアクションゲームです。

絵を描くのは、「スタンプを組み合わせて描く」といった感じのもので、りんごのスタンプや木のスタンプを壁に自由に描けます(大きさや長さは自分の好みにできる)。

これらスタンプの種類は多く、ステージ上に散らばっているページを拾い一つずつ増やしていくシステムです。

絵描きとアクションの割合は、ちょうど半々ぐらい。

そのため、どちらも好きな方には特にオススメで、絵を描くのが特に好きな方にも、ちょっと苦手だけど興味ある方にも遊べます。

■ 絵は適当でもしっかりでも描ける

基本的に絵は、ステージ上の壁どこにでも自由に描けます。

この自由度はかなりスゴイと思います。

おそらく最初は感じないかと思いますが、ゲームを進めていくと可能性を高く感じるのではないでしょうか。

一つの壁をしっかりと一枚絵として描き作ることもできますし、それこそステージ(街全体)を一つの作品としていくようなこともできます。

絵を描くことが本当に好きな方は、これまでにないゲームとして本当にオススメです。

その一方で絵のセンスがなかったり、絵を描くのはちょっとでいいよ、って人にも配慮されている作りにもなっています。
落書きのような適当な絵でもゲームがちゃんと進むようになっているのですね。

■ ちょっとクセのある操作感

アクションパートはいわゆる箱庭的なゲームです。

街の中を走ったり、壁を登ったり、屋根の上をジャンプして移動したり。
電線をワイヤー移動なんてのもあります。

これらは一般的な箱庭系ゲームの操作感で、悪くないと思います。

その一方で、絵を描く操作はクセがあります。

このゲームの絵描きは、コントローラー操作とVRスティックの2種類の操作ができ、VR環境がある人はよりリアルに、VR環境のない人でも遊べるようになっています。

クセがあるのはコントローラー操作の方ですね。

絵のスタンプを選ぶのは十字キーです。
スタンプはR2ボタンで発射するため、スプレーを噴射するような感覚で描けます。
これらは問題ないと思います。

難しいのは、筆の動かし方です。
これがコントローラーの傾きを使って動かすようになっています。
上下に動かすにはコントローラーを上に傾ける、下に傾ける。
左右に動かすにはコントローラーを右に動かす、左に動かす。
慣れるまでにはイライラすると思います。

もっとも描いた部分を消す(一手戻す/アンドゥ)機能があるため、緻密な絵を書きたいという方は納得行くまでやり直すことはできます。

■ 描いたカイブツが動くのは感動

このゲームは壁に絵を描くだけでなく、カイブツを描いてそれを動かす(命が宿って勝手に動く)のがあります。

これが感動するというか、可愛くて仕方ないのです。

カイブツは体の形や大きさを自分好みにでき、ツノやシッポ、ワッペンといったパーツをつけることができます。

そしてその「描いたそのまま」の状態で動き始めるんです。

これスゴイですよ。
段々とカイブツに愛着が湧いてきます。

カイブツたちは壁の中で自由に動き回っているのですが、壁に描いたりんごを食べだしたり、雷を描くと驚いたりといった仕草がかわいくて、ずっと観ていたくなります。

■ キラキラとした光の世界

このゲームの目的は、寂れてしまった街を絵の力で活気を取り戻す(きらびやかにする)ことです。

色のない街に色を取り戻すといった感じで、街が次第にキレイにキラキラとしていくのは、とても幻想的です。

おそらくゲーム制作者も強く意識していると思われます。
キラキラとした光の演出がものすごくいっぱい出てきます。

それこそ街中の壁を描いていくと、街がキラッキラの光に包まれていきます。

■ こんな方にオススメのゲーム

・絵を描くのが好きな方

まず第一に絵を描くのが好きな方。
本当に本当にオススメです。

ペンで一線ずつ描くほど緻密には書けません。
しかしキャンパスと見立てて、一つの絵の作品は作れます。

木を描いて枝を自由にはわせたり、生い茂る草原のようにしたり、太陽をさんさんと降り注がせたり、雨が降りしきる、蝶が舞うといった、様々な風景絵が描けます。

・子供がいる家庭に

小さなお子さんのいる家庭。
マジでオススメです。

子供が興味を持つかどうかは分かりませんが、描いたカイブツがそのまま動くのは感動する可能性が高いと思います。

子供がスケッチブックに書いた落書き。
あれがそのまま動く感覚です。

そうして描いたカイブツたち。
彼らに命令したりお願いされたり。
走ってついてくる様や、描いた絵に喜んでくれたり、びっくりしたり幸せそうな顔をしているのを見ているとどんどん愛着が湧いてくると思います。

ゲームは全編フル音声(フルボイス)です。
ノートなどには漢字が使われていますが、基本的なゲーム部分は小さな子供でも遊べるようになっています。

・キラキラとした幻想的な映像が好きな方

夜景が好きな方や、ネオン街が好きな方、星がいっぱいの空など、とにかくキラッキラとした映像が好きな方、オススメです。

簡単操作で星をぶわっと壁一面に描くようなことができます。

全てが美しく、すべてが綺麗といった表現が正しいゲームだと思います。

おそらくこのゲームは、子供や女性に特にウケるゲームだと思います。

その一方で大作ではないため、隠れた名作・埋もれてしまう名作になる予感がします。

PVなどを見て少しでも「綺麗!面白そう!」と思った方は、確実にその感想のままゲームを楽しめます。

こういった世界観や映像が好きな方にプレゼントするのもいいと思います。

わたしはこのゲームを以前から注目していましたが、思っていた通りの良作でした。
買ってよかったと非常に満足しています。

ぜひとも買って遊んでみて、これまでにない絵のゲームを体験してみてください。

created by Rinker
ソニー・インタラクティブエンタテインメント
¥1,343 (2024/11/20 22:23:35時点 Amazon調べ-詳細)

■ 終わりに

以上、「「アッシュと魔法の筆」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。

スポンサーリンク

スポンサーリンク
スポンサーリンク
検索
スポンサーリンク
検索

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク
検索