「ラジィ 古の伝説(Raji: An Ancient Epic)」をプレイしました(PS5版)。
クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。
できるだけネタバレなしで書いています。
買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
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■ ラジィ 古の伝説とは?
インド神話をモチーフにした、2Dアクションアドベンチャーです。
悪の神々たちが蘇り、人間界に侵攻し始めます。
少女ラジィは弟を誘拐され、神の加護を受けて立ち向かいますが・・・?
といったストーリー。
ジャンプや掴まりなどのアクションで先へ進み、敵を剣などで倒していきます。謎解き要素もあるゲームです。
インド神話がモチーフとなっているため、ドゥルガーやヴィシュヌ、シヴァ神といった様々な神々やモンスターが登場します。
■ オリエンタルな雰囲気
インドのオリエンタルな雰囲気が強いゲームです。
インド風な建物や絵画の中を走り回れ、南アジアや東南アジアの異国情緒が感じられます。
インド神話ってなんじゃラホイ?
って感じで遊び始めたのですが、シヴァにヴィシュヌ、ガルダに像頭の神様など、結構知ってる名前が出てきますね。
ただまぁ、個人的には馴染が薄いので、それほど神話的にはのめり込めず。
インドの映画とか文化を何かで知っている人には、私よりももっと楽しめるかもしれません。
彫像や絵画などはいっぱい出てきます。
■ 定番の2Dアクション
右や左、上や下に移動する2Dアクションです。
3Dっぽい見た目なんですが、カメラが移動して強制的に2Dアクションになる感じですね。
で、アクションは、ゲームをよく遊ぶ人なら定番のもの。
「プリンス・オブ・ペルシャ」というと分かりやすいかも。
ジャンプをしたり掴まったり、壁登りに壁走りといったアクションを駆使して先へ進みます。
美しい宮殿や自然の景色と相まって、手軽なアクション(ゲームに慣れている人なら)は小気味いいです。
■ 結構難しい
よくあるアクションをベースとはしていますが、全体的な難易度は結構高いと思います。
難易度イージーでもかなり死にましたもん。
難易度が高いと感じる部分は2つあります。
まずは敵が強いこと。
敵との戦闘は、□ボタンや△ボタンを連打するアクションです。
「ゴッド・オブ・ウォー」というと分かりやすいかもですね。
弱攻撃に強攻撃、地形を使った攻撃などを駆使して戦います。
で、ですね。
戦闘の場合は、大抵横から視点ではなく上から視点となるのですが、微妙に奥行きが分かりづらく、敵の攻撃を避けづらいのですね。
回復方法が限定的ということもあり、戦闘は結構難しいと思います。
また、これも奥行きが関係してくるのですが、2D横視点でも微妙な奥行きがあって、うまく位置取りできずに落下死するのが何度もありました。
この辺の難しさは、そんなにイライラするほどではありませんでしたが、プレイするタイミングによって(あるいは直前に遊んだゲームなど)によってはイライラしてしまうかも。
■ 総評
珍しいインド圏の文化のアクションゲームです。
インドの勉強になるのかも?
とも思ってプレイしたのですが、何かをつかめるほど勉強にはなりませんでした(そもそもの知識の土台がないってやつですね)。
どちらかというと、ゲームに重心を置いたというよりも、文化に重心を置いている気がします。
字幕で色々と説明をされますが、アクションが忙しくて読んで理解ができないという・・。
おそらくインドの文化や知識の度合いによって、評価が極端に変わるゲームだと思います。
私はもうちょっと勉強してから遊び直しな気がしますね。
ゲーム全体としては、(奥行きなど理不尽な点はあるけれど)悪くはないと思います。
近年は、グラフィックの進化などで、ゲームで異文化を感じ取ることができるようになってきているので、こういうゲームは世界各国からどんどん出てきてほしいですね。
■ 終わりに
以上、「「ラジィ 古の伝説」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【Raji: An Ancient Epic】」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
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