「バックパックヒーロー」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【Backpack Hero】

「バックパックヒーロー(Backpack Hero)」をプレイしました(PS5版)。

10時間ほど遊びましたので、感想を書いておきたいと思います

できるだけネタバレなしで書いています。

買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

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■ バックパックヒーローとは?

Backpack Hero – Launch Trailer – Nintendo Switch

バックパック(リュック)の中にアイテムを入れ冒険する、ローグライクゲームです。

プレイヤーはネズミになって、洞窟内を探検。
立ちはだかる敵と戦ったり、イベントマスでイベントをこなしたり、洞窟内のショップでアイテム売買をしたり、ボスに挑んで宝物を獲得し、街へと戻ります。

本作はアイテム欄がバックパックのマスで表現されています。
マス目に手に入れたアイテムを配置。

例えば剣なら、縦長にマス目を消費しますし、鎧ながら広い範囲のマス目を消費します。ポーションであれば、ちょっとしたスキマにも置けます。

こうやって持てるアイテムを配置管理しながら、毎回変わるダンジョンを冒険していくゲームです。

■ Slay the Spireライク

ゲーム全体のプレイ感は、ほぼ「Slay the Spire」です。

ダンジョン内を移動する。
敵が出てくる場所もあれば、イベントが起こる場所もある。
毎回それが変わるので、毎回新鮮な気持ちでプレイできる。

特に戦闘が「Slay the Spire」です。

バックパックヒーローではカードは出てこないんですけど、エナジー(マナ/行動回数)の仕組みがあって、1ターンで3回行動ができる。

剣を3回使って攻撃してもいいし、
盾を3回使って防御値を増やしてもいい。

敵も同様の行動をするので、
敵の攻撃に耐えるために防御値を増やしておくとか、
敵が防御するからその前に倒しておくとか、
そういった駆け引きが楽しめます。

■ ルール違いでの多様性

このゲームで一番面白いところは、多種多様なルールがある点ですね。

剣や防具を主に持った戦士プレイ。
弓矢を主に使った狩人プレイ。
魔法(?)を使った魔法使いプレイ。
特殊アイテムを持って始めるプレイ。

と、ダンジョンに潜る際に微妙なルール違いを選ぶことができ、ルールごとに全く違ったプレイ感になるのが面白いと思います。

ほら、こういったローグライクって、結局似たような流れになること多いじゃないですか。
でもこのゲームでは、最初からまるっきり違うので、その日の気分で遊び方を変えることができます。

細かなルール違いの他にも、キャラクターも多数あり、キャラクター選びによっても全く違ったプレイ感になります。

■ バックパックの特殊な使い方

まずはゲームを始めると、
バックパックのマス目に、ギッチリとアイテムを詰め込むのが重要だとわかります。

そしてアイテム同士のシナジーが出てきます。
例えば、剣の横に砥石を置くと、剣の攻撃力+1とか。
ブーツは一番したに置くと防御力が上がるとか。
兜は下のマス目が多ければ多いほど防御力が上がるとか。

プラスのシナジーだけでなく、マイナスのシナジーも出てきます。
あるアイテムの横にアイテムを置くと、使えなくなるとか。

そしてローグライクの醍醐味でもある、
マイナスのシナジーをプラス化するといった仕組みも、もちろん出てきます。

本作では、レベルが上がるとバックパック内を自由に拡張できます。
拡張すると置けるアイテムが増えるわけですね。

アイテム同士のシナジーがあるため、
キレイに正方形に広げていくのか、いびつに縦長に広げたり、横長に広げたり、ポケットのような退避地を設けたりといったことができます。

この辺の感じと、ルール違いのゲームプレイは、他のローグライクにはなかったプレイ感ですね。
かなり楽しいです。

■ 拠点の開発とアイテム開発

ダンジョン内を無事踏破すると、手に入れたアイテムを街に持ち帰ることができます。

持ち帰ったアイテムは換金することができ、街の資源に変換できます。
食料とか財宝(お金)とか加工資源とか。

これらを消費して街に建築物を建てることができ、
それによってダンジョン攻略が楽になっていきます。

で、このゲームの面白いところにアイテム開発があります。
持ち帰ったアイテムを配置(研究)すると、新たなアイテムがアンロックされる仕組みです。

例えば剣を2本配置することで、短い剣がアンロックできます。
性能は同じで短いということは、バックパックが1マス空きますよね。

新しい特殊効果のアイテムを開発することで、その後のダンジョン探索が楽になるようになっています。

こういう仕組みは個人的には好きですね。
ローグライクって、どうしてもクリアできない壁みたいなのが出てきてしまうのですけど、アイテム開発の可能性が残っていると、もう一度だけ潜ろうか、とかなっていきます。

■ 文字が小さい

このゲームの結構致命的な欠陥として、文字が小さいところがあります。

ローグライクで特殊効果を調べながらゲームを進めるのに、文字が小さすぎて読みにくいという・・・。

まぁ、そこそこ大きいモニターだったり、モニターに近づいて遊ぶ環境ならいいとは思いますが、日頃文字が小さくて読めない環境の方は注意が必要だと思います。

だって、カードを単品表示する機能があるのに、拡大されないんだもんね。

まぁこの辺は、アップデートで簡単に直りそうな気もしますが。

■ 総評

Backpack Hero – Launch Trailer – Nintendo Switch

長時間夢中になって遊ぶというよりは、毎日ちょこちょこと遊びたくなるような、そんな不思議な魅力があります。

ルールによってゲームの流れが全然違ってくる。
これが、1人目のキャラクターの最初らへんから楽しめるので、毎回新鮮にプレイができます。

「Slay the Spire」タイプの戦闘のローグライクカードゲームは多数ありますが、それらとは戦闘は似ているものの、バックパックがあることで、一味違う遊び方になるのが面白いですね。

ローグライクの中でもそれほど難しくないんじゃないかと思います。
少しずつ進められる要素があるので、こういったゲームが初めての方にもオススメです。

個人的にはもうちょっとインベントリ管理や、アイテム溜め込み、ダンジョン周回でガッポガッポみたいなのを期待して買ったのですが、どうもそのへんは弱めでした。

■ 終わりに

以上、「「バックパックヒーロー」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【Backpack Hero】」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。

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