「Unheard ー罪の代弁ー」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【アンハード】

「Unheard ー罪の代弁ー(アンハード)」をプレイしました(PS4版)。

クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います

できるだけネタバレなしで書いています。

買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

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■ Unheard ー罪の代弁ーとは?

音声のみを頼りにして事件を解決する、ミステリー音声ノベル(?)です。

プレイヤーは幽霊となり(?)、事件の現場を自由に移動。
各登場人物たちの会話や環境音を聞き、そこで何が起きたかを推理していきます。

音声を聞くだけでなく、時間を巻き戻したり・早送りしたりして、事件の全容をつかんでいきます。

※画像が怖い感じですが、ホラー要素はありません。

■ 新感覚のゲーム

このゲームは本当に素晴らしいですね。
今まで味わったことのない感覚です。

今この時代に、全く新しいゲームジャンルが出てくること自体が驚きで、それだけでプレイする価値があります。

とにかく上のPVを見てみて下さい。
これで心を撃ち抜かれた人は、もうすぐにでも買って遊んで下さい。
以下のレビューは、遊んだあとにでも読んでもらえれば結構です。

それぐらい真っ更な状態から遊んだ方が楽しめます。

推理ゲームをよく遊ぶ人も、たぶん今まで遊んだことのない感覚だと思いますよ。

■ 難易度

推理ゲームと聞くだけで、難しそうとためらってしまう人が多いと思います。先に進めずイライラしたり、考えるのが苦手だったり。

本作の難易度は、比較的低めだと思います。

一人ひとりの喋っている内容を、最初から最後まで追うことで、しっかりと事件の全容がつかめます。

しかも、いつでも自由に、時間を戻したり・先へ進めたり・止めたりできます。

部屋の移動も自由自在なので、
今この会話をしている最中に、あの人はどこで何をしている?
と見に行ったりもできます。

最終的には、事件の答えを総当りでも回答することができます。
どうしても分からなければ、一人ずつ犯人だと答えていけば、真相を教えてくれます。

ゲームの最後に、ポイントが流れるわけですね。
「ここであの人がこういう話をしていた」
「このセリフは実はこうだった」
「あの時の動きが原因だった」
とね。

■ 聴覚に集中

本作の素晴らしいところは、「聞くこと」に集中できる点です。

会話に集中するだけで、これほど色んなことを考えられるようになるのですね。ちょっとビックリです。

私は推理ゲームは、どちらかというと苦手な人間なのですけど、このゲームは間違うことなく最後までプレイできたほどです。

一般的な推理ゲームは、グラフィカルな映像や、あまり意味のない描写、操作性などに引っ張られる傾向があります。

本作は、ほぼ聞くことのみ。
そこに、俯瞰で見れる(上から視点の)部屋の状況がプラスされ、かなり推理がしやすく、集中しやすい作品になっていると思います。

■ イヤホン+ノート

音声ゲームということで、イヤホンやヘッドホンでプレイすると、更に楽しくなります。

人の会話がクリアに聞こえるだけでなく、ドアが開いた音、水が流れる音などの環境音も聞こえてきて、状況がよりリアルに想像できます。

また、自分(幽霊)の立ち位置で、
右側にその人がいれば右から聞こえる。
左側にその人がいれば左から聞こえる。
正面にいれば正面から聞こえる。
といったように、かなり細やかな音声で楽しめます。

推理ゲームということで、ノートとか書くものがあると、更にゲームが楽しくなります。

チラシ裏とかの不用紙でもいいと思います。

本作は、ゲーム中に残せるメモが、「登場人物の名前」だけなのですね。

しかしそれ以外に、
人同士の関係性だとか(仲間?上司と部下?いがみ合ってる?)、
どの組織や立場に立っているか、
時系列でどういう動きをしているか、
誰に電話をかけて、何を持っているか、
などなど、色々とメモをしながら推理していくと、めちゃくちゃ面白いです。

あ、イヤホンやメモは必須ではありません。
テレビモニターとコントローラーだけでも、全部をしっかり解くことはできます。

あるともっと楽しめるかも、というところですね。

■ 類似作に期待

音声型推理ゲームということで、全くの新しいジャンルです。

これ、ちょっと考えるだけで、色んな方向性が見えてきますね。

ホラー版みたいなのも作れそうだし、ヒューマンドラマみたいなのでも良さそう。
アニメ絵を絡めれば無限に作れそうだし、
人気アニメごとにオーディオブック的に作ることもできそうですよね。
人気ゲームの特殊DLCや前日譚的にも作れそうです。
小説からゲームにすることもできますよね。

シナリオさえ面白ければ、無数の作品が作れます。
そこへ実力のある声優さんが加われば、シンプルながらも素晴らしい作品の数々が生まれてきそうです。

本作をプレイして、声優さんが素晴らしいと思ったんです。

私は声優とかあまり詳しくないのですけれど、普通のゲームの声優の声とはまた違った感じでした。

声のみのゲームということで、本気で喋ったのでしょうかね。
しびれますよね。

あとたぶんこのゲーム、
・誰が喋っているか声優さんが分かる
・声で人を区別できる
レベルの人が遊ぶと、めちゃくちゃ楽しいと思います。

■ 総評

シンプルな見た目ながら、革新的なゲームだと思います。

最近オーディオブックなどが流行ってきていますよね。
小説を音で聞いたりする、新しいサービスです。

たぶんあそこから着想を得て、ゲームに発展させたんだろうなぁ。
なんて想像していますが、
映像や操作性など、しっかりとゲーム性も追加してきて、ゲームらしい音声ゲームに仕上がっています。

一番上のPVで何かしら感じた人は、もう絶対買って遊んでみて下さい。

一通り遊び終えたあと、
「もっと遊びたいな、次ないの?次」
なんて思っていることでしょう。

いやはや、良い作品に巡り合うことができました。

■ 終わりに

以上、「「Unheard ー罪の代弁ー」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【アンハード】」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。

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