「When the Past was Around 過去といた頃」をプレイしました(PS4版)。
クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。
できるだけネタバレなしで書いています。
買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
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■ 「When the Past was Around 過去といた頃」とは?
かわいらしい絵柄の、アドベンチャーゲームです。
主人公は女性。
この女性が過ごしてきた時間や体験を、回顧と共に描きます(実際に遊んで感じてほしいので詳しく書きません)。
本作はポイントアンドクリック方式となっており、物や人をクリックして調べ、アイテムを手に入れたり、パズルを解いたりするゲーム性です。
■ 素敵な絵柄
もうこのゲーム、ずっとずっと前から遊ぼうと決めていたんですよね。
それぐらい絵柄に惹かれたゲームでした。
ストアで見かけるたび、あー買おう、買おう。
でも今じゃない気がするな。
とりあえず買っておいて、いつか遊ぶようにストックしておく?
買うところから続けて体験するべき?
なんて思いながら、パッケージだけを眺める日々でした。
■ オシャレなゲーム
オシャレなゲームと書くと、変な誤解をされそうではありますが、やはり見た目通りにオシャレです。
私は特に、鍵の表現が好きでした。
箱や場所によって鍵の形状が違うのですよね。
ほら、玄関の鍵と自転車の鍵って違うじゃないですか。小箱の鍵とゼンマイ仕掛けの鍵って違うじゃないですか。
そういった、物事の細かなところが、おそらくかなりたくさん含まれています。
私はあんまりそういうのに気づけないタイプなので、そういった感受性の高い方ですと、めちゃくちゃのめり込める作品だと思います。
■ 初心者でも遊びやすい
パズルを含むということで、若干敬遠する方もいるかもしれませんが、概ねパッと閃くレベルです。
ヒントが出せるのですね。
「どこを調べられるか」のヒントであるわけですが、調べられるポイントが少なく、謎解きと連動していて直感的なため、ストーリーのテンポを乱すほど迷うことはないと思います。
また、突拍子のないものでもなく、世界観や彼女の心情とうまくマッチさせています。
製作者の上手さを感じます。
ポイントアンドクリックは、アクション要素は全くありません。ゲーム初心者でも、気兼ねすることなく、絵本や小説を読んでいるかのように、この世界観を堪能できます。
■ 心に残るBGM
本作にはメインテーマがあります。
心に残ります。
ふいに口ずさんだり、ゲーム中にノッっちゃたりと、素敵なBGMでした。
また、本作では「音」が重視されています。
ぜひ色々な物を調べてみてください。
音を奏でる物がたくさんあって、しかもそれぞれ違う音を出すのです。
ポイントアンドクリックのゲームでこういうのがあると、嬉しくなっちゃうんですよね。
ついつい色んな場所をクリックして、音を奏でて遊んでいました。
このゲームにはセリフがありません。
そのため、音を特に感じ取れるようになっています。
■ 総評
遊んでみて良かったです。
とても素敵な作品でした。
たぶん、似たような境遇の方、女性の方が感じるものが多いはずです。
比較的短い時間で、絵本を読むとか、コンサートを聴く、みたいな感覚で遊べる作品です。
■ おまけ
おそらく同じイラストレーターの方の前作である「A Raven Monologue」も、パソコンをお持ちの方はどうぞ。
無料で遊べます。
■ 終わりに
以上、「「When the Past was Around 過去といた頃」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
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