何度でも遊べる新時代のカードゲーム「ローグライクカードゲーム」
そこで今回は、それらのオススメゲームを集めてみました。
参考にしていただければ幸いです。
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■ ローグライクカードゲームとは?
ローグライクとカードゲームを合わせたジャンルのことです。
最近は「デッキ構築型ローグライト(ローグライク)」というジャンル名が一般的になりつつあります。
ローグライクとは、遊ぶたびに進み方がガラッと変わるゲームのこと。
何度でも遊べるゲームと言われるジャンルです。
これをカードゲームに組み込んでいます。
メジャーなカードゲームである遊戯王やハースストーンなどは、
あらかじめデッキを構築しておきますよね。
カード同士のシナジーを考慮してデッキ(山札・手札)を作り、相手と戦う。
ローグライクカードゲームは、
・デッキ構築をゲームの途中で行っていく(最初は最弱)
・面クリア型で、自分が進むべき道を選択できる
・次回挑戦時に、ささやかな引き継ぎ要素がある
近年登場したジャンルのため、明確に定まっていない点も多くありますが、概ねこんな感じのゲーム性です。
ローグライクカードゲームは、カードを集める(あらかじめ買う)必要がなく、すぐに遊べて、毎回プレイの方向性が変わるのが面白いところです。
弱いカードばかり揃ってしまって、どう切り抜けようかとか、
強いカードがいきなり来たから、困難なステージに挑戦しようかとか、
そういった駆け引きが楽しめます。
■ 幻日のヨハネ – NUMAZU in the MIRAGE –
「幻日のヨハネ」世界観のローグライクカードゲーム。
アタックやガードなど、様々な効果のカードを場に出し、敵を倒していくローグライクの基本ともいえるゲームです。
本作は、ローグライクカードゲームの祖ともいえる「Slay the Spire」系のゲームで、ほぼそっくりなゲームプレイが楽しめます。
カードのアップグレードに買物、チャームや召喚カードといったものもあります。
やられても、繰り返し挑戦するときに少し強くなる仕組みなどもあり、入門向けローグライクとして、初めてこのジャンルで遊ぶ方にオススメのタイトルです。
アニメ絵柄ですが、ゲーム性はしっかりと作られています。
■ Slay the Spire
「スレイザスパイア」は、ローグライクカードゲームという言葉を作った原点とも言える作品です。
プレイヤーは敵と対峙して、攻撃カード、防御カードを駆使して倒していきます。
通常攻撃・範囲攻撃・強攻撃といった様々なカードがあり、防御カードに特殊効果のついたカードなども存在します。
コストの概念があり、連続してカードを出して、敵の体力を削り切ると勝ち、というゲームシステムですね。
本作は世界中で大絶賛されているローグライクカードゲームで、かなり難しいですが、やり込み甲斐のある作品です。遊べば遊ぶほど攻略法が見つかる、スルメのようなゲームとも言えるかもしれません。
「Slay the Spire」はディスク版は海外版のみの発売、
日本語正式版はストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ Inscryption
「インスクリプション」は、ホラータッチのローグライクカードゲームです。
こちらも世界中で大絶賛されています。
本作の特徴は対面型。
相手(ヒーロー)がおり、盤面にはミニオン(カード)を出し、ミニオンが敵ミニオンを攻撃、敵ミニオンがいなければ相手の体力を削る。
といった流れです。
ハースストーンなどのカードゲームを遊んだことのある人なら、ほぼ同じですのですんなりと入り込めるでしょう。
面クリアの道中で手に入れる新しいカードや、カードを強化したり合成する仕組み、特殊能力を組み合わせながら戦っていくのは、かなり面白いと思います。
「Inscryption」はディスク版は発売されておらず、ストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ Dungeon Drafters
「ダンジョンドラフターズ」は、ダンジョンに潜ってレアカードを集めるローグライクカードゲーム。
プレイヤーは、スタイルの違う6人のキャラから選択し、ダンジョンを探検。
ダンジョン内でモンスターと、カードを使ったターン制バトル。
様々なカードを集め、拠点に戻ってデッキ構築をして再探索!
ダンジョン内でやられてしまうとカードを失うため、先へ進むか戻るかの駆け引きも楽しめます。
「Dungeon Drafters」はディスク版は発売されておらず、ストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ Alina Of The Arena
「Alina Of The Arena」は、「Slay the Spire」と「Into the Breach」を組み合わせたようなローグライクカードゲーム。
移動や位置取りのある「Slay the Spire」というと分かりやすいかも。
戦いの場はヘックスマップのアリーナ。
6面のスペースを移動しながら、敵を攻撃したり、回避したり。
射程やノックバック、スタンに同士討ちといった要素があり、デッキ構築の戦略性を更に高めています。
本作は、数々の賞を受賞しており、神ゲーと称されている作品です。
デッキ構築型が好きな方に一度プレイしてもらいたいゲームとなっています。
「Dungeon Drafters」はディスク版は発売されておらず、ストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ 勇者よ急げ!Brave’s Rage
「勇者よ急げ!」は、上で紹介した「Slay the Spire」型のローグライクカードゲーム。
本作の特徴は、時間です。
対戦中に時間が進むアクティブタイムバトル(ATB)を採用しており、その中でカードゲームをします。
カードを出すスピードやタイミングなどが影響するというわけですね。
連続攻撃を当てて一気に勝負を決めたり、敵が動いている最中に攻撃すると外れるといった要素もあります。その逆に、こちらも攻撃を避けたり、ジャストガードしたりといったこともできます。
そんな状態でカードに特殊効果もありますので、かなり難しめのローグライクカードゲームと言えるでしょう。
「勇者よ急げ!Brave’s Rage」はディスク版は発売されておらず、ストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ Dicey Dungeons
「ダイシーダンジョンズ」は、サイコロを使ったローグライクカードゲーム。
「Slay the Spire」型です。
本作はローグライクカードゲーム初心者にオススメです。
サイコロを使って直感的に分かりやすく、また攻撃方法や特殊攻撃も分かりやすくなっています。
例えば
・出た目で攻撃する
・3以下なら毒攻撃をする
といった具合です。
サイコロを振り直す要素もあるため、単純な運にはならず駆け引きも楽しむことができます。
まずはこの作品から遊んでみるといいかもしれませんね。
「Dicey Dungeons」はディスク版は発売されておらず、ストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ Roguebook
「ローグブック」は、マジックザギャザリングのデザイナーが関わっているローグライクカードゲーム。
本作最大の特徴は、2人パーティで戦うという点です。
「Slay the Spire」のような戦闘で、こちら側が2人です。
前衛・後衛といった仕組みがあったり、仲間同士の特殊効果があったりと、1人で戦うのとは全く違ったゲームプレイができるのが面白いところです。
カードの種類も多く雰囲気も抜群で、高い評価がなされている作品です。
「Roguebook」はディスク版は発売されておらず、ストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ NEOVERSE
「ネオバース」は、「Slay the Spire」型のローグライクカードゲームです。
舞台は銃などが存在する近未来。
プレイヤーは様々なカードを駆使して敵と戦い、戦いに勝って新たなカードを手に入れていきます。
カードにはコストがあり、アイテムが存在し、スキルによっても戦闘を有利にできます。
かなり「Slay the Spire」に似ていますので、あちらが好きな方はハマれるゲームだと思います。
「NEOVERSE」はディスク版は発売されておらず、ストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
■ Hand of Fate
「ハンド・オブ・フェイト」は、ここまで挙げたローグライクカードゲームとは少し違う、ゲームブックのようなゲームです。
このゲームは、カードゲームにアクション要素とローグライク要素(毎回ダンジョンが変わる)を組み合わせたものです。
プレイヤーはディーラーと対峙してカードを引きます。
そしてそのカードから物語が発生し、選択肢を選んで物語を進めていきます。
するとアクションパートになり、アクション操作をする、戦う。
イメージとしては、昔のゲームブック+ボードゲームといった感じです。
なかなかユニークなカードゲームです。
本を読んだり、ゲームブックやボードゲームが好きな方には特にオススメです
ハンドオブフェイトは2作目まで発売されています。
1作目の方がローグライクの要素が強く、
2作目の方がストーリーの要素が強くなっています。
それぞれディスク版は発売されておらず、ストアでダウンロード専売です。
■ 終わりに
以上、「PS5・PS4・スイッチで遊べる、デッキ構築型ローグライトゲーム、ローグライクカードゲームまとめ」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
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