「LITTLE HOPE(リトルホープ)」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)

「LITTLE HOPE(リトルホープ)」をプレイしました(PS4版)。

クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。

できるだけネタバレなしで書いています。

買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

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■ LITTLE HOPEとは?

選択肢によって物語が変化する、シネマティック・オープンシナリオアドベンチャーゲーム。

主人公たち5人の男女は、とある事故をきっかけに、リトルホープという小さな田舎町に足を踏み入れることになる。

しかしそこで待ち受けていたものは…??

といったストーリー。

それぞれのキャラクターを操作し、行動や選択肢を制御。操作や選択肢を誤ってキャラクターが死亡してしまっても、ストーリーは続きます。

「The Dark Pictures」シリーズの2作目で、本作のみで物語が完結しているため、前作を遊んでいなくても楽しめます。

■ B級映画好きに

えっと、まずはじめに。

わたしこのゲーム、めちゃめちゃ好きです。
最後まで遊んでズガンときました。
オカルトとかホラーのB級映画が好きな人には、たまんないゲームだと思います。

なんていうんでしょうかね。
「売り方ヘタか」というといいんでしょうかね。

ストーリーは、可能な限り事前情報を仕入れていないほど楽しめます。
わたしは「リトルホープという街で何か起こる」ぐらいしか知らなかったので、これほど楽しめたのかもしれません。

中身を語れば語るほど、ゲームの魅力を損なうため、PVや宣伝担当の方は頭を抱えたでしょうね。

まっさらであればあるほど楽しめますもん。

B級映画好き。
特にオカルトやホラー、サスペンス、スリラーの類のB級映画が好きな人は、お願いだから遊んでみて。

遊んでみての賛否両論は聞くけど、いいから買って遊んでみて。

と言いたくなる作品です。

■ 不遇なシリーズ

「The Dark Pictures」シリーズの第一弾でもある「MAN OF MEDAN」もそうですけど、パッと見の面白そうな要素、引き付ける要素がないのですよ。

PVを見ても、説明文を読んでもパッとしない。当然そんなだから、手に取るような購買意欲まで、なかなか生まれてこない。

でもね。
遊んでみると、めちゃくちゃ面白いんです。

ほんともったいないシリーズだと思います。

おそらく見ているだけでは、本当の面白さは体験できないと思います。

自分でキャラクターを動かして、考えながら選択肢を選んで、QTEでドキドキを味わう。

プレイした人にしか分からない楽しさだと思います。

■ 配慮されたQTE

ゲーム性を出すために、QTEが各所で登場します。

QTEとは、「○ボタンを押せ!」とか「□ボタンを連打しろ!」
みたいに急に出てくるアクション要素(?)のこと。

ゲーマーからはあまり好かれないQTEですが、本作では、その導入にかなり配慮がなされています。

例えば、QTEが出てくる直前に画面に分かるように表示されたり、ボタン1回押しか、連打かが見た目で分かるようになっていたりね。

もうひと押しの配慮もできそうですが、QTEを導入するための配慮が組み込まれている点で、私は評価したいと思っています。

昔なんて、キャラクターが左に動いているのに、右ボタンを押せ!
みたいなQTEが普通にありましたからね。

QTEがあまり好きではない方にも、さほど気にせずにプレイができると思います。

■ 考察が読みたくなる

最後までプレイすると考察が読みたくなりますね。

自分なりの結論は出ているんだけど(選択肢を紡いできたわけだから)、物語の細かいところが分からない。

選択肢などによる分岐もあるだろうし、自分が迎えた結末が本当のものだったのかも分からない。

結局のところ、あれは何だったんだろう?
あの人はどうなったんだろう?
と色々と考えたくなってきます。

また、物語の主題になる部分も調べたくなりますね。

■ 総評

なかなかに手に取りにくいタイトルです。

ホラーだし、海外製品だし、内容はパッとしなさそうだし。
※日本語で遊べます。

実際わたしも、購入してからかなり寝かせていたので、そうなんでしょうね。

ただ、実際にプレイしてみると、想像以上に面白いゲームだと思いました。

前作の感想でも同じことを書いたのですが、惹きつける魅力を滲み出せなかったのは、本当にもったいないですね。
こんなに面白いのに。

B級映画が好きな人は、この世に多くいると思いますんで、まぁ騙されたと思って、ぜひ遊んでみてください。絶対面白いと思います。

あとは、こういった「選択肢によって物語が変わる」ゲームが好きな方。
こういった方もぜひ遊んでみてください。
大作並みの満足感が得られると思います。

このスタジオの処女作でもある「アンティルドーン」の時は、こんなにも思わなかったのですが。
いつの日か脚光を浴びてほしいスタジオですね。

わたしは応援しています。

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■ 終わりに

以上、「「LITTLE HOPE(リトルホープ)」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。

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