「CARTO(カート)」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)

「CARTO(カート)」をプレイしました(PS4版)。

クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。

できるだけネタバレなしで書いています。

買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

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■ CARTO(カート)とは?

地図を配置し、地形を操ることができる地図製作者。

よく分かっていない少女のカートは、地図で遊んでしまい、それが原因で飛行船から放り落とされてしまいます。

地図を回収し、おばあちゃんと再会するための旅が始まります。

本作は、地形を1つずつパネル(地図)にし、それをくっつけたり、回転することで地形をいじることができる、パズルアドベンチャーです。

■ 地図のパズルが新鮮

地図を動かすパズルがとても新鮮です。

イメージとしては、ジグソーパズルの上を歩いている感じでしょうかね。

遠くにある船着き場をくっつけて、近くに持ってきたり、道と道をつなげて街道にしたり、木を集めて森にしたり。

そういったパズルが楽しめます。

しかもこれ、結構多様でして、
序盤はカンタンだけど、すぐに(パズルの)ネタが尽きるのでは?
とか、
この感じで高難易度化していくの?
と思わせといて、思いがけないギミックを取り入れてきたりと、最後まで飽きずに遊ぶことができました。

■ ほのぼのと優しい世界観

登場するキャラがみんな優しいです。

主人公のカートもいつもニコニコしていて、ちょっとした困難にもひたむきに進んでいきます。

あれですよ。
今どき顔文字で、(^_^)とか出してキャラの心情を表したりするんですよ。

BGMも心地よく、キャラを動かす手触りもとても良いです。

遊んでいて、とてもゆったりした気持ちになれます。

こういうゲームって、不安や怖い場面をつい入れたくなっちゃうんですけど(それを原動力にする)、最後までそういうシーンが一度もなかったです。

本当に素晴らしいですね。
子供にも安心して遊ばせられますし、大人にもとてもいい癒やしの時間になると思います。

■ 愛情の込められた作品

ゲームを遊んでいると、時々制作者の想いのようなものが伝わってくることがあります。

熱意であったり、良いものにしようという意気込みであったり、それが作品からにじみ出てくるんですね。

本作は「愛情」です。
つくり手が好きで好きでたまらない、というのが伝わってきます。

テーマが家族愛だったりするのもあるにはあるんですが、キャラや世界観に愛情を込めて作っている、
というのをヒシヒシと感じるんです。

カートの表情や動き一つを取ってみてもそうですし、一枚絵や抱擁シーンなんかからも、心の暖かさを感じます。

すごいですね。
こういう感じ、どうやって作るんでしょうかね。
作者の性格や、作っている時の心情がそのまま投影されちゃうのか、狙ってテーマをここまで落とし込めるもんなんでしょうかね。

■ 総評

「かわいい絵柄、地図を使った画期的なパズル」

PVからはこういった側面が感じられ、まぁそれを元に買うかどうかを判断するんですが、実際にプレイしてみると、深い深い愛情を感じることができて、遊んでみて良かったなー、と思えると思います。

幼児にはちょっと難しいと思います。
大人だと、少し考えれば分かる難易度のパズルです。

このゲームの愛情は、ぜひ遊んで感じてみてほしいですね。
めちゃくちゃいいですよ。
ここ数年でトップレベルです。

■ 終わりに

以上、「「CARTO(カート)」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。

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