「Unpacking(アンパッキング)」をプレイしました(パソコン版)。
クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。
できるだけネタバレなしで書いています。
買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
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■ Unpackingとは?
新しい引越し先。
ダンボールに入った荷物をほどき、部屋の各所へ並べていく、配置パズルゲームです。
視点は斜め45°固定で、部屋から物に至るまで、ドット絵で描かれています。
■ 新感覚のゲームプレイ
ゲームは、ダンボールから物を1つずつ取り出し、それを部屋に並べていくというものになります。
制限時間やスコアなどの要素はなく、まったりと時間をかけながら、部屋に配置ができます。
一応若干のパズル要素はあります。
例えば、明らかにおかしい場所に置いた物は、置き直しを求められます。お風呂場(バスタブ)に皿を置くとかですね。
そうですね。
ゲームプレイの感覚としては、部屋の模様替えをするとか、整理整頓をする、といった気持ちに近いかもしれません。
■ これは何だろう?
部屋に荷物を置いていくと、「これは何だろう?」と思うことがあります。
私の場合は、キッチンや洗面用具に多かったですね。
フォークとかスプーンぐらいはわかるんですよね。
いや、ドット絵はしっかりと描かれていて、ほとんど分かるのですが、「この容器はなんだ?ローション?」とか、「殺虫剤・・・なのかなぁ?」といったことはたびたびありました。
自分が知らないだけの場合もあるでしょうし、日本との文化の違いもあるかもしれませんね。
上の紹介文もそうですが、なんだか瞑想的なゲームプレイですね。ビーズ作りとか好きな人は、好きかもしれないです。
■ 住人を思い描く
プレイしていると、次第にその部屋に住んでいる人を思い描くようになります。
結構不思議な感覚ですね。
自分で配置しているのにね。
例えば、ぬいぐるみをベッドにいっぱい置いて、可愛らしい少女像を思い描いたり、
サッカーボールやトロフィーを目につく所に置いて、活発な少女を思い描いたり。
住んでいる人の性格や、今打ち込んでいるもの、歩んできた人生などを部屋の模様替えから形作ることができます。
■ 他人のゲームプレイが見たくなる
これ、遊んでいると、他人のゲームプレイが見たくなりますね。
自分の性格や、物の配置のクセなんかが出ますもん。
Tシャツを畳んでクローゼットにしまうのか、
ハンガーにかけて、飾るようにしておくのか、
いつでも着れるように、そのへんに置いておくのか。
物をとにかく出して、たくさんの物に囲まれた生活をしたいのか、
必要最低限で、スペースを確保したいのか、
とかね。
単純な物配置ゲームに見えますが、置き方・飾り付け方は人それぞれで、多種多様なゲームプレイになっている気がします。
■ 総評
かなり変わったゲームです。
物を配置していくことで、住民のことを思い描いたり、心が落ち着いていったり、何かを振り返ったり・急に思い出したりと、ふと立ち止まって物事を考える、不思議な体験ができました。
おそらく女性の方が、何かを感じられるものが多いと思います。
男性でもある程度の年齢(社会人になって数年経ったぐらい)なら、ちょっと思うところがあるかもしれません。
あ、子供にもいいかもしれないですね。
部屋の模様替えや、物の置く場所の練習になりますね。
■ 終わりに
以上、「「Unpacking」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
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