ゲーム用語の解説のお時間です!
今回紹介するのは、「ランダムエンカウント」と「シンボルエンカウント」の違い。
ロールプレイングゲーム(RPG)でよく目にしますよね。
参考にして頂ければ幸いです。
スポンサーリンク
■ エンカウントとは?
「ランダムエンカウント」「シンボルエンカウント」共に、エンカウントという部分は同じです。
エンカウントとは、敵と遭遇する状況を指しています。
中でも特に、敵と遭遇すると「画面が切り替わって戦闘画面になる」タイプのものが、エンカウントです。
例えばドラクエのように、「フィールドを歩いていて敵と遭遇すると、戦闘画面になる」
これはエンカウントです。
ダークソウルのように、「フィールドを歩いていて、そのまま敵と戦闘になる」
これはエンカウントとは呼びません。
■ 主に使われるジャンルとゲーム
ランダムエンカウントやシンボルエンカウントは、主にRPG(ロールプレイングゲーム)で使われる用語です。
・フィールドを歩いていて敵と遭遇
↓
・画面が切り替わって戦闘画面
↓
・「たたかう」「まほう」などコマンドを選択する
というわけで、
RPGの中でも「コマンド選択式の戦闘」になるもので、よく使われます。
まれにアクションゲームというジャンルでも使われます。
近年のアクションゲームは、フィールド画面=戦闘画面というものが多いですが、敵と遭遇すると、画面が切り替わり(クローズアップされるような状態)、アクションの戦闘が繰り広げられるものがあります。
■ ランダムエンカウントとは?
ランダムエンカウントとは、「フィールド上に敵が見えず、プレイヤーが動いていると突然戦闘になる」ものです。
古くは、ドラゴンクエスト1やファイナルファンタジー1のように、上から視点のドット絵RPGで多く採用されてきました。
いつ戦闘になるか分からないため、緊張感を楽しむことができる一方で、面倒なときでも戦闘を強いられるというデメリットもあります。
近年は、3DグラフィックのRPGが増えてきたこともあり、ランダムエンカウントのゲームは減少しています。
3Dグラフィックのゲームでは、プレイヤー一人では画面が寂しく、また、突然戦闘に切り替わるのは不自然となってきたためです。
そういったゲームでは、シンボルエンカウント形式や、エンカウントせずにそのまま同じフィールドで戦闘になるアクションが多いです。
■ シンボルエンカウントとは?
シンボルエンカウントとは、「フィールドで敵が見え、プレイヤーが触れると戦闘が始まる」ものを言います。
最近の3DグラフィックのRPGは、ほとんどがこれだと思います。
ドラゴンクエスト11に始まり、ペルソナ5、テイルズオブアライズ、龍が如く7などもこのタイプです。
シンボルエンカウントの場合、プレイヤーが自由に戦闘のタイミングを選べるのが魅力です。
レベル上げやお金を稼ぎたい時には、積極的に戦闘をし、面倒なときは避ける、といった選択ができます。
一方で、突然敵に襲われる緊張感がなくなったり、レベルの上げすぎ・上げなさすぎといった、開発者の意図しないゲームバランスになりがちです。
■ 画面切り替わりなしのアクション
RPGが主となるジャンルで、
戦闘画面に切り替わることなく、フィールド画面のままアクションでの戦闘が楽しめる作品もあります。
ファイナルファンタジー15やウィッチャー3などがそれに当たります。
こういったゲームは、戦略性を兼ね備えつつ、リアルタイムなバトルやコントローラーさばきが求められ、ダークソウルのようなハードなアクションゲームと、ドラクエのようなマイルドなRPGの中間に位置する手触りと言えます。
■ 終わりに
以上、「ランダムエンカウントとシンボルエンカウントの違いは?【ゲーム用語】」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
スポンサーリンク