熱狂的だった90年代のアーケード(ゲームセンター)レースゲーム

「あの頃のゲームって、今の家庭用ゲーム機で遊べるの?」
そんな方に、参考にしていただければ幸いです。
■ 90年代アーケードレースゲームとは?

アーケードとはゲームセンターのことです。
ゲームセンターは、今でこそ数が減っていますが、80年代・90年代は最も盛り上がった時期でした。
それこそ街にはゲームセンターが溢れ、少し歩くとゲームセンターがあるという状況。
そんな中、90年代には、ゲーム業界で大革命が起こります。
ドット絵→ポリゴンというブレイクスルーです。
それと同時にアーケードのレースゲームにも革命が起き、たくさんのポリゴン3Dグラフィックのレースゲームで溢れました。
これらのレースゲームは、ただ画面が置かれているわけではなく、
車の運転席を再現した大型筐体が作られ、
座る、ハンドルを回す、揺れる、傾く、光る、
といった体感も楽しむことができました。
■ バーチャレーシング
「バーチャレーシング」は、世界初*の3Dポリゴンのレースゲームです。
昔のレースゲームというのは、ドット絵を上から見たり、横から見たり、あるいは後ろから無理やり見せるスタイルのものでした。
そこに、「ポリゴン」という概念を導入した初めてのレースゲームが、バーチャレーシングです。
ポリゴンによって、車やコース、背景の全てを3D化して表現。
ぐるぐると視点を回したり、カメラ位置が自由になることができました。
バーチャという名の通り、セガが制作しています。
現代のレースゲームから見ると、驚くほどシンプルなグラフィックですが、不思議と魅力が感じられるのではないでしょうか。
当時遊んでいた人から見ると「うおおおお!」ですよね。
それほどの名作ゲームでした。
「SEGA AGES バーチャレーシング」はパッケージ版は発売されておらず、任天堂ストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
*世界初:正確には、ナムコの「ウィニングラン(1989)」が世界初だが、世に3Dレースゲームを知らしめたのは、バーチャレーシングが初。
■ リッジレーサー
「リッジレーサー」は、ナムコが開発した3Dレースゲームです。
当時のゲームセンターの2大巨頭に、セガとナムコがあります。
マニアック寄りで次々と革命的なゲームを生み出してきたセガに対し、
ナムコはカジュアルで大衆路線なゲームを多く作り出してきました。
そんなナムコのリッジレーサーは、レースゲームに「ドリフト」という概念を導入。
コーナーを曲がるときにスピードを落とさず、滑るように走行するドリフトによって、レースゲームは新たな次元へと踏み出します。
レースゲームに、単純なハンドルさばきだけでなく、アクセルとブレーキの特殊な使い方が加わったわけですね。
リッジレーサーは大衆向けとして大ヒットしたため、ゲームを遊ぶかなりの人が知っていると思います。
リッジレーサーはPS1にも移植されましたが、本作はアーケード準拠となっています。
「アーケードアーカイブス2 リッジレーサー」はディスク版は発売されておらず、プレイステーションストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
下記はPS1版の移植。
PS Store:RIDGE RACER PS4 & PS5
■ レイブレーサー
「レイブレーサー」もまた、ナムコが開発した3Dレースゲームです。
リッジレーサーで世界的な大成功を収めたナムコは、その後リッジをシリーズ化させます。
リッジレーサー3作目として稼働したレイブレーサーは、当時のアーケードレースゲームで最高峰のグラフィックに到達。
家庭用ゲーム機では移植できないレベルへと達していました(そのため、PS1版はリッジレーサー→レボリューション→レイジレーサーといった具合にオリジナルでシリーズ化)。
馴染みのドリフトに加え、ライバル車の後ろを走ると加速する「スリップストリーム」を採用。
よりリアルなレースを体感できるようになりました。
レイブレーサーは、その後家庭用ゲーム機が進化しても移植されなかった幻の作品です。
そんなレイブレーサーが30年の時を経て、ついに現世代機で復活します。
「レイブレーサー」はパッケージ版は発売されておらず、ストアでダウンロード専売です。以下のリンク先から購入できます。
PS Store:アーケードアーカイブス2 レイブレーサー(PS5)
PS Store:アーケードアーカイブス レイブレーサー(PS4)
任天堂ストア:アーケードアーカイブス2 レイブレーサー(Switch2)
任天堂ストア:アーケードアーカイブス レイブレーサー(Switch)
■ (デイトナUSA)
「デイトナUSA」は、セガから登場した伝説の3Dレースゲームです。
「デーイトーナーー♪」のBGMで有名。
ストックカーレースというものを、日本に知らしめた伝説のゲーム。
当時のレースゲームは、サーキットを走るものが一般的でした。
F1やルマンといった、複雑なコースを作ったものですね。
ストックカーレースでは、楕円形のコースをぐるぐると周り、
一見すると単純なレースに見えますが、傾斜のついたバンクを高速で走る圧倒感や、
車間距離がほぼない状況で、大クラッシュを引き起こす緊張感のあるレースでした。
そんなストックカーレースをゲームで再現したのがデイトナです。
デイトナUSAは、おそらくゲームセンターで最も人気のあるレースゲームだったと思います。
伝説のデイトナUSAは、現世代ゲーム機には正式には移植されていませんが、ゲーム内ゲームとして遊ぶことができます。
「龍が如く7外伝」では、「デイトナUSA2 パワーエディション」を遊べます。
「龍が如く8外伝」では、「デイトナUSA2 BATTLE ON THE EDGE」を遊べます。
いずれもゲーム内のゲームセンターに足を運ぶことでプレイが可能です。
ちょっと手順としては面倒ですが、挑戦してみる価値はあると思います。
■ 終わりに
以上、「PS5・PS4・スイッチ・スイッチ2で遊べる、90年代アーケードレースゲームまとめ」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。




