「The Invincible(インヴィンシブル)」をプレイしました(PS5版)。

クリアまで遊びましたので、感想を書いておきたいと思います。
できるだけネタバレなしで書いています。
買おうかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
■ The Invincibleとは?
未開拓の惑星を舞台にしたアドベンチャーゲームです。
宇宙生物学者のヤスナは、クルーたちと共に、未開拓の惑星「レギスIII」へと降り立つが、彼女は記憶がない状態で、地上で目が覚める。
といったあらすじ。
惑星内を探索し、物語を体験していきます。
選択肢によって会話やストーリーが変化し、エンディングが変わります。
古典ハードSFのスタニスワフ・レムの代表作品「インヴィンシブル」をモチーフにしたゲーム。
■ ワクワクする

このゲーム、ジャケットからカッコいいですよね。
また、PVからにじみ出る古典SFな感じは素晴らしく、実際にプレイしてみても、とてもよく出来た作品だと思いました。
宇宙船や惑星を描くハードSFって、私はゲームでも時々遊ぶことがあるんですが、大抵の場合、感情がフラットなまま進行するんですよ。
音も光もない宇宙のように、淡々と物語が進んでいくように。
初めてワクワクしたかもしれない。
まぁ、ワクワクといっても、ジェットコースターのように感情を揺さぶられるタイプのものではないのですが、ハードSFの中でのワクワク感というか。
■ 没入感

R2ボタンを押してダイヤルを回したり、L1ボタンで記録を拡大したり、
といった、一つ一つの行動の操作が出てきます。
QTEとか「ヘビーレイン」ぐらいの操作感ではない、

もっと軽い感じなのですが、これがゲームへの没入感を生んでくれています。
私が特に好きなのは望遠鏡ですね。
遠くを見るのに使うんですが、ピントを自分で合わせるんですよ(自動にもできる)。
カリカリカリっとやるのが妙に好きで。
没入感が生まれるのは、見知らぬ惑星だからこそ、というのもあるのかもしれません。
マップを開いて拡大して、どこにいるのかを確認して、どこへ進むのかを決める。
面倒な操作に思えるかもしれませんが、プレイしていると妙に心地よくなってきます。
■ レトロフューチャーなアイテム

レトロフューチャー(アトムパンク)な世界観です。
昭和なデザインだけどSFチック。
「フォールアウト」のようなデザインの家具などが出てきます。
本作のデザインは、ほんといいですね。
丸っこいテカテカ頭のロボットとか、椅子ひとつの革の張り方とか。
私は探知機(?)のデザインが特に好き。
現代はデジタル全盛じゃないですか。
ボタンがなくても、スマホみたいにタップするだけで操作は味気ない。
ダイヤルをガコガコ回してボタンを押したり、レバーを引いたり捻ったり。
なんか妙にこういう世界観に憧れてしまいました。
■ 古典SF

本作は、古典ハードSFのスタニスワフ・レムの代表作品「インヴィンシブル」をモチーフにしています。
小説の内容そのままのゲーム化ではなく、ちょっとズラした(?)感じなのですが、小説は1964年の作品です。
古典SFの感じがゲームにも滲み出ていて素晴らしいと思います。
たぶん「2001年宇宙の旅」とか好きな人は楽しく遊べると思う。

私はゲーム内で、あの当時の社会的なミーム(?)に遭遇して、
このミームは今でもネットで出てくるんですが、
「これって、この小説が元ネタなの?」
と思ったほどです。
本作は、選択肢や行動によって、ストーリーやエンディングが変化するため、私と同じものに遭遇できるかは分かりませんが、誰か同じことを思った人いないかなぁ。。。
(ネタバレしたくないので、すごく曖昧な書き方ですが)
■ 総評

めちゃめちゃ面白くて、「なんだこれヤベー!」ってタイプのゲームではありません。
じんわりと面白い。
ハードSFの小説や映画を見ているような感覚。
「スターウォーズ」とか「エイリアン」みたいな感じじゃないですよ。
「2001年宇宙の旅」とか「ソラリス」みたいなゲーム。

調べてみると「ソラリス」も、スタニスワフ・レムの小説が原作になっていますね。
秋の夜長とかに遊ぶと楽しそうなゲームだと思います。
■ 終わりに
以上、「「The Invincible」感想レビュー。面白い?つまらない?ゲームを遊んだ正直な感想(ネタバレなし)【インヴィンシブル】」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
