北米版(海外版・輸入版)ゲームを買う時の注意点、メリット・デメリット

海外版のテレビゲームを買う時に、注意しておきたいポイント。メリット・デメリットはそれぞれ何があるでしょうか?

今回は、初めての方向けの海外版ゲーム購入のメリット・デメリットを紹介したいと思います。

参考にしていただければ幸いです。

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■ 国内版を待つことなく遊べる

最大のメリットはこれです。

今や海外のゲームは、遊ばないと損というほど面白いものが増えています。

PSやPS2時代は国内ゲームが全盛でした。PS4時代の今は、それが逆転するほど海外ゲームに傑作が増えています。

一般的に海外のゲームは、海外で発売された後に国内に移植されます。短いものだと数ヶ月で出ますが、長いものだと1年以上かかってしまいます。更にゲームによっては国内版が出ないものもあります。

海外版のゲームは当然英語ですが、「Stardew Valley」のように北米版なのに既に日本語化されている(起動すると日本語で遊べる)もの。

「7Days to Die」のように英語だけど、繰り返し遊ぶゲームなので徐々に覚えてしまうもの。

があり、英語版でも意外と遊べてしまいます。

海外のゲームには面白いものがたくさんあります。 海外産ゲームには二通りあります。  ・国内のメーカーが日本語翻訳して、日本語化されて...

■ 表現規制がない

海外版のゲームソフトは、国内版に移植される際、表現の規制が施されます。

多くは「エロ」「グロ」と呼ばれるものに対してです。ホラーゲームなどは顕著です。

ほとんどの場合、規制されてもゲーム内容に影響はありませんが、極稀に、大きくゲーム性を損なってしまう場合があります。全く違うゲームになったり、ゲームとして楽しめなくなるほどの規制です。

こういったゲームはネットでも評判が出ますので、それらを考慮した上で国内版を買うか、海外版を買うかを決めてもいいと思います。

もちろん表現規制のない海外版ゲームも、国内のPS4本体で遊べます。

■ 英語が覚えられる

ゲームは映画や本とは違い、自分で操作をしたり、繰り返し遊ぶことができます。

これが英語の勉強に役立ちます。特に小さな子供だと吸収は早いと思います。感覚で覚えてしまうのですね。

ゲーム内の文字も英語ですし、音声も英語ですので、音で覚えてしまう他、辞書を片手に勉強しながら遊ぶのにもオススメです。

■ 日本円で買える

通販ページのアマゾンであれば、海外版ゲームでも日本円で買えます。ドルなどの外貨での支払いにはなりません。

通販ページに「○○円」と書かれていますね。日本のクレジットカードも使えますし、アマゾンギフト券やポイントも使えます。

■ 海外からの特別配送料がかからない(ことが多い)

一般的な荷物は、海外から国内へ配送してもらうと非常に高額な配送料がかかります。

しかしゲームソフトという小さく薄っぺらいものの特性上、またアマゾンや楽天、Yahooショッピングといった大手通販サイトであれば、送料無料や安い送料(国内でゲームを買うぐらいの)のところが多いです。

ただ全ての北米版をチェックしたわけではないので、もしかしたら高いところもあるかも?一応買うときに送料も気にしてみてください。

■■ デメリット

次に海外版を買うデメリットです。

意外と多いのですが、”留意点”として考えてもらえると幸いです。

「えー、そんな風なら買うのやめよう」とならず、海外版の購入に挑戦してみてください。

一度挑戦してしまえば、あとは普通に国内版を買う感覚に買えますよ。

■ 発送までに時間がかかる

海外版ゲームを通販で購入する場合、発送(到着)までに時間がかかることが多いです。

海外版ゲームは大きく分けて2通りあります。
・海外から直接発送する
・国内の店(倉庫)にあるものを発送する

前者は直接海外から発送(取り寄せ)するため時間がかかります。通販ページに到着までの日数がかかれていることもありますが、2週間以上かかるものもあるため、そのうち着くかな?ぐらいの感覚で待っているのがいいと思います。

後者は国内の専門店が事前に取り寄せたものを、国内から発送していますので早く届きます。

■ 破損していることがある

海外から直接発送する場合は、船便などで荷物が運ばれるため、パッケージ等が破損している可能性は高まります(新品を買っても)。

また破損の際の返品・交換にどこまで対応してくれるかも、事前にチェックしておきたいところです。

個人的にはディスクが破損していたら必ず返品しますが、パッケージや説明書などの破損は問い合わせだけして、無理そうなら諦める感じです。見た目だけでなく、起動までチェックしてくださいね。

■ 中身が違うことがある

これ一度ありました。

パッケージは注文したゲームソフトだったのですが、中身を開けてみると別のゲームが入っていました。

笑いましたw

もちろんきちんと交換してもらえましたが、困るのは、
「到着するのに日にちがかかる → 知らない間に届いていた → 中身の確認を忘れている → 交換期限が過ぎてしまった」
といったパターンですね。

到着したらしまっておかず、中身と起動だけは確認しておきましょう。

■ お店に売れない

海外版のゲームソフトは基本的にお店で売れません(買取不可)。

しかし今はフリマアプリやネットオークションがありますので、そちらでなら売れます。売る時には【海外版】と書いておくと親切ですね。

「友達にあげる」という選択肢もオススメです。海外版ゲームを広めるきっかけになりそう。

■ カメラ操作・ボタン操作が違う

海外のゲームは、
・カメラ視点の操作に「反転(リバース)」がない
・×が決定、○がキャンセル
となっているものが多いです。

×と○ボタンが逆なのはすぐ慣れます。これは問題ないと思います。

問題となるのは、「カメラ操作の反転がない」ことですね。

「反転」とはスティックを右に倒すとカメラが左に向き、左に倒すとカメラが右に向くものです。これがありません。

PS2時代、国内の多くのゲームは「カメラ操作が反転」で作られてきました。大作からマイナーな作品までほとんどが反転がデフォルト、反転しかないものも多かったです。これはTPS(操作キャラの後ろにカメラがある)ゲームが多かったためだと思います。

海外版のゲームは、FPS(操作キャラの目がカメラになる)ものから始まっています。そのためカメラ操作は反転ではなく、順転・正転(ノーマル)しかないものが多いです(TPSでも)。

「順転」とはスティックを右に倒すとカメラが右を向き、左に倒すとカメラが左を向くものです。

これは矯正するしかないと思います。わたしも「反転」で覚えてしまっており、矯正は本当に大変でしたが、順転に直しました。

一度直してしまえばあとは問題なく遊べるようになります。海外ゲームにはカメラ順転のみが多いですが、国内ゲームにはカメラ順転・反転の両方がついているものが多いので、早めに直してしまった方が楽だと思います。

■ 終わりに

以上、「北米版(海外版・輸入版)ゲームを買う時の注意点、メリット・デメリット」でした。

先にも書きましたが、デメリットを強く意識せず、一度試しに買ってみてください。海外版ゲームには、国内ゲームにはない未知の面白い作品が多いです。

楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。

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