このページで紹介しているのは、ゲーム「LOOP HERO(ループヒーロー)」がどんなゲームなのか?
主にゲームシステムの紹介をしています。
参考にしていただければ幸いです。
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■ グラフィック
全体的なグラフィックはドット絵です。
ファミコンからスーパーファミコン初期を彷彿とさせるレトロさで、今風に美しくアレンジされてもいません。
■ 視点
遠征(ダンジョン)中の視点は、上から(俯瞰)固定です。拠点の視点も、上から固定です。
戦闘中は横から視点になります。
イメージとしては、「ファイナルファンタジー」初期の戦闘視点です。
視点切り替えはいずれもありません。
■ BGM
全体的なBGMは、ファミコン時代の8bitサウンドです。
SE(効果音)も同じくレトロで、単音が響きます。
■ ゲームジャンル
「カードデッキ構築型、ローグライク」と言えると思います。
放置系の要素もありますが、それなりに忙しく完全放置系のゲームではありません。
敵がドロップする武器や防具は都度様々で、ハクスラ・トレハンのようにも見えますが、死ぬと消えるため収集的な意味でのハクスラ感はありません。
ローグライク的なハクスラです。
アクション要素は皆無です。
考える系・パズル系のローグライクとなっています。
■ カードデッキ構築
プレイヤーは「カードデッキ」を構築して、遠征します(ダンジョンへ)。
カードには、「山」「牧草地」「墓」「バンパイアの屋敷」など様々な種類が存在し、メリットと同時に相反するデメリットを持ちます。
例えば「墓」を設置し通過すると、素材の「石」が手に入るが、「墓」からは敵のスケルトンが出現するようになる。
といった具合です。
これらカードを遠征中のフィールドパネルに当てはめていき、メリットとデメリットをうまく操作していきます。
カードはいくつかの分類分けがされており、それぞれに最大数が設定されています。
最大数を超えないように、どのカードを「遠征」に持ち込むかを考える仕組みとなっています。
そしてカードは拠点の開発が進むと、種類が増えていきます。
■ ゲームの基本的な流れ
まずプレイヤーは拠点に居ます。
拠点では様々な施設を建築しアップグレードが可能です。そうすることで、カードの種類が増えたり、プレイヤーの初期装備や初期値がアップします。
カードデッキを構築し、ダンジョンとも呼べる「遠征」をします。
遠征は道一本をグルリと回るように構成されており、そこを延々とループします。
出現する敵と戦い、敵を倒して装備品を手に入れ、ループごとに強くなる敵を蹴散らしていきます。
ある一定段階に出現するボスを倒すと、その面はクリアです。
ループ中には敵を倒したり、カードパネルごとに素材が手に入ります。この素材を拠点に持ち帰り、施設の建築やアップグレードをします。
あとはこれを繰り返すゲームです。
■ 成長要素
本作には「恒常的な成長要素」と「遠征1回限りの成長要素」の大きく2つに分けられます。
前者は永続で、後者は消えます。
・恒常的な成長要素
拠点に施設を建築したり、あるいはその施設をアップグレードすることで、プレイヤーの恒常的な強化が可能です。
例えば、遠征で最初から装備品を持っていたり、HPを回復できるポーションを持ちこめたり、HPの回復率が上がったりといった具合です。
拠点を強化すればするほどプレイヤーが強くなり、ステージの攻略がしやすくなります。
施設建築・アップグレードには素材が必要です。
・遠征1回限りの成長要素
こちらは遠征中に死んだり、拠点へ戻るをすると最初からになります。
プレイヤーの最大HP、攻撃力、防御力といった基礎的なステータスは、武器・防具に完全依存します。
それらに付与されている値が大きければ大きいほど、プレイヤーは強くなっていきます。
レベルの概念はありません。が、経験値の仕組みはあります。
敵を倒すと経験値が貯まり、貯まり切るとスキルを1つ選択できます。このスキルも遠征1回限りのものです。
カウンター攻撃が可能になる、手持ちのカードを入れ替えるといった補助的なスキルとなっています。
■ 武器防具のレア度やハクスラ
武器や防具には一つとして同じものが存在しません。
ノーマル・レア・マジック・レジェンダリーの4種類に大きく分かれ、それぞれに特殊効果が付与されています。
例えば武器には「攻撃力」という項目だけでなく、「吸血+○%」や「カウンター+○%」「再生(HP回復)+○%」といったステータス強化項目があります。
そしてこれらの強化は、武器防具ごとに上乗せされます。
武器で「吸血+10%」、鎧で「吸血+5%」、盾で「吸血+7%」を装備すると、合計「吸血+22%」となるわけです。
武器防具は、敵を倒したり宝箱を開けることで入手できます。また、強い敵を倒したり、周回数が増えるほどに強い物が手に入ります。
■ 戦闘
戦闘は自動で行われます。
ターゲット(攻撃する相手)を選んだり、攻撃方法や回復などを行動を選ぶこともできません。
プレイヤー・敵ともに完全に自動で進みます。
※ 但し戦闘中に武器防具を入れ替えることは可能
■ 難易度
「高い」と思います。
難易度設定はできません。
カードデッキの構築とパネル配置に頭を使い、強い武器防具の入手は運です。
カードの効果もメリットよりもデメリットの方が上回ることが多く、どう立ち回っていくかを考えていかなければならないゲームです。
但し、集めた素材で拠点を強化できるため、これが高い難易度の救済にはなっています。
■ どんなゲームに似ている?
全体的なプレイ感は「Slay the Spire」が近いと思います。
カードの使い方が全然違いますが、デッキ構築のローグライクとしては非常によく似ています。
■ 終わりに
以上、「ループヒーローはどんなゲーム?ゲームシステムは?【LOOP HERO】」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
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