映画「アンチャーテッド(Uncharted)」を鑑賞しました。
最後まで観ましたので、感想を書いておきたいと思います。
できるだけネタバレなしで書いています。
見ようかどうしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
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■ アンチャーテッドとは？
ネイサン・ドレイクとビクター・サリバンが、お宝を探して世界中を冒険する財宝アドベンチャー。
若き日のネイサンは、胡散臭いサリーと出会い、失われたマゼランの黄金の手がかりを探すが・・？？
といったストーリー。
ゲーム「アンチャーテッド」の映画化。
但しストーリーは映画オリジナルとなっています。
■ 及第点
本作は、映画としてみると、
まぁまぁ面白い。
といった評価が正直なところです。
もうちょっとド派手な映画を期待していました。
派手なシーンもありますが、トータルで見ると静かなシーン(？)の方が多く、ゲーム「アンチャーテッド」を遊んだ身としては少々物足りないです。
ゲーム版の方が迫力があったし、ハラハラする感じや、財宝感もあったような気がするのですよね。
私がアンチャーテッドをプレイしたのが、もうずいぶん昔なので、ふわっとした思い出なのですが、もう少しガンバレたような気がします。
■ ゲーム版と比べて
おそらくこの映画を見る人は、ゲーム「アンチャーテッド」が好きな人だと思います。
ゲーム版の何が強く残っているかにもよりますが、おそらくはネイトとサリーの軽妙な掛け合いを求める人が多いハズ。
映画版は、「アンチャーテッド0」といった印象が強く、ネイトとサリーの出会いの頃を描いています。
どちらかと言うと息のあったコンビの軽快なトークは少なく、これから出てくる予兆を感じさせる程度となっています。
ゲーム版アンチャーテッドは、「遊ぶ映画」と評されているように、映画そのものを遊んでいるような体験ができるゲームです。
迫力が段違いなのですね。
映画では表現できない(？)迫力のシーンが多く、それを自分で操作しているために、ハラハラドキドキする感覚は圧倒的です。
映画版は、ゲームで有名なシーンもいくつか出てきます。
ただそれが、ゲーム版で遊んている身からすると、ゲームのほうが迫力があったような・・？
と感じてしまいました。
■ 財宝アドベンチャー
もしあなたが、ゲームをプレイしたことがないのであれば、本作はかなり面白い映画だと感じると思います。
近年はトレジャーハンター系の映画はあまり出てきていません。
こういった映画の伝説でもある「インディージョンズ」や「グーニーズ」が公開されてから、もうかなり時間が経っていますし、
「トゥームレイダー」や「ハムナプトラ」、「ナショナル・トレジャー」「パイレーツ・オブ・カリビアン」も公開から随分と時間がたっています。
そういったトレジャーハント映画の面白いところを集めた作品になっています。
お宝映画をあまり観たことないのであれば、結構面白いと思います。
■ 焦点
本作は、映画としての焦点が定まっていないように感じます。
上でも説明したように、
有名お宝映画のいいとこ取りをしているために、方向性が定まっていません。
ゲームに徹底的に寄せるのか、
映画オリジナルを貫くのか、
もどっちつかずな感じになっています。
■ 総評
中盤までは平凡、
ラストはめちゃくちゃ面白い。
そんな感じの映画です。
色々と書いたけど、
たぶんラストのために観ても十分面白いと思います。
トレジャーハント映画って、現代風にするの難しいんでしょうかね。
昔の古臭い建物や道具の感じがあるからこそ、財宝にも信憑性が出てくるというか。
テカテカ光った高層ビルとかで謎解きしても、財宝に縁遠いような気がします。
ソニーはもっとお金かけてくれていいのよ。
もっとスゴい財宝映画を作れるはず。
次作にはもっと期待して待っています。
■ 終わりに
以上、「映画「アンチャーテッド」感想レビュー。面白い？つまらない？鑑賞した正直な感想(ネタバレなし)【Uncharted】」でした。
楽しいゲームに出会うための参考としていただければ幸いです。
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